中郷News 2024

令和6年度

3年生 むかしの生活と道具(社会科)

 市立博物館の館長さんを講師に迎え、3年生は社会科の「むかしの生活と道具」について学ぶことができました。

 台所でつかう道具、はかりとして使う道具、洗濯するときに使う道具、畑で農作業のときに使う道具、魚をとるときに使う道具、などなど、江戸時代から明治時代、大正、昭和時代にかけて敦賀の家で使われていたたくさんの道具にふれることができました。むかしの人の生活の様子を知ったり、人々が知恵をこらして自然のものから作った道具を実際に手にしてみたりしながら、人々の生活の移り変わりにも思いをはせることができました。未来には、どんな道具がうまれるだろうか、といったことに想像を膨らます子どもたちもいました。

 

雪とともだち

 一夜にして校庭に雪が積もりました。

 「待ってました」とばかりに、校庭で雪に親しむ3年生の子ども達です。大きな雪ダルマをつくったり、雪ふとんの上に寝転んだり、とても楽しそうな子ども達です。

ゴミのポイ捨て防止ポスター

 5年生は、総合的な学習の時間に「自分たちの地域を見つめる」学習に取り組みました。地域へ調査に出かけ、公共の場所にゴミのポイ捨てが多いことに気がつきました。環境の問題、ゴミの問題を調べながら、自分たちができることとして、全校のみなさんにポイ捨てをしないよう呼びかけるポスターを作成し、校内に掲示し呼びかけました。校内だけでなく、自分たちの住む地域の問題として、公園にポスターを掲示して、利用する人たちに呼びかけることを考えました。市役所まちづくり推進課の公園緑地係の方や地区の区長の方々にご協力を得て、子ども達は校区のいくつかの公園にポスターを掲示することができました。

 自分たちの生活の中からの「?」(疑問)をもとに、調べ、気づき、学んだことを発信するとともに、自分たちができることは何かを考えてそれを行動にうつすこと「!」ができました。

 「みんなが住む町、みんなが使う場所に、ゴミが捨てられたままにならないように」との思いのもと、子どもたちがまちづくりに参加する大きな一歩になったことがすばらしいと感じています。

立春によせて 2月の全校集会

 2月の全校集会は感染症予防のためにリモートで行いました。

 「立春」にちなみ、「やさしい福」を自分の心にも、学校にも呼び入れたいと校長が話しました。

 地域にお住まいの方で「小さな親切」実行章を受賞された方の親切なおこないを子ども達に紹介しました。困ってる人を前に放っておけず、その人のために迷い無くその場で自分ができる行動をされたことについて紹介しました。

「ちょっとしたやさしい気持ち」でだれかを幸せな気持ちにできるなら、「やさしい福」は、自分自身にも舞い込んできます。「やさしい福」が学校の中にも、地域にもいっぱいあふれ、それとともにあたたかい「春」が子ども達におとずれてくれることを願います。

 

 2月の生活目標「学習にしっかりと取り組もう」については、担当の教員からは、4つのことが子ども達に提案されました。

  ①忘れ物をしないように前もって準備しよう

  ②人の話をしっかりと聴こう 

  ③分からないことはそのままにせずに、調べよう

  ④家庭での学習に集中して取り組もう(読書もすすめよう) 

 

 自分の学びの中での「?」(疑問)を大切に、その解決の過程で得た「!」(気づくこと、新しく感じること、感動)を次のステップにさらにつなげながら、学びを楽しみましょう。

  

 

 

薬物乱用防止教室から(6年生)

 6年生を対象に、学校薬剤師を講師に迎え、「薬物乱用防止教室」を開催しました。

 薬の種類や飲み方、保管の仕方や、正しい使用の仕方について、身近な薬を例に話を聞き、正しく服用することの大切さをあらためて学ぶことができました。

 また、質問コーナーでは子どもたちからは、「薬剤師になるには、どのような勉強をするのか」といった質問も出ました。子どもたちの疑問に対して専門家から具体的な話を聞くことができました。

 

 後半は、違法薬物、危険薬物について、心身の健康を破壊してしまう、そして最悪の場合は命を失うことにつながる薬物の恐ろしさを学びました。誘惑に負けて興味本位で飲むことからはじまる「薬物依存症」の怖さについても考えました。

 すすめられても、断る、その場から逃げる、そして信頼できる大人に相談する、といった判断と行動で自分の命を守り大切にしてほしい、という講師の方の思いを受け止めた子どもたちでした。

 

1年生&6年生 なわとび大会から

 1年生にとっては初めての、6年生にとっては最後の、校内なわとび大会を2つの学年が交流を楽しみながら開催しました。

 まずは1年生、6年生に記録をとってもらいながら、時間跳びや技跳びに挑戦しました。6年生にやさしく見守られ励まされ、1年生はこれまでの練習を自信に張り切って跳んでいました。

 また、これまでに練習したさまざまな技跳びを、6年生や1年生のなかまの前で披露し、誇らしげに跳ぶ1年生でした。

 

 次は6年生の番。いろいろな技を組み合わせた跳び技に挑戦しました。目の前で繰り広げられる6年生による高度な技跳び、そして迫力ある運動の様子に、1年生も圧倒されびっくりでした。「あんなふうに、跳べるようになりたい」・・・きっと、1年生の子ども達の心には6年生の勇姿が焼き付いていることでしょう。

 1年生と楽しく交流しながら進めた後半には、いよいよ6年生も時間跳びに挑戦しました。リズミカルな音楽に乗って、目標めざし集中して跳び続けました。なかまの声援も力になりました。

  小学校生活で最後のなわとび大会、6年生の子どもたちの心に残る一日であったことでしょう。 

 

児童会 おみくじ

 児童会執行委員会がおみくじをつくり、全校のみなさんに今年の運勢を試してもらい、あらためて自分の目標を有言するイベントを、1月中旬の昼休みを利用して開催しました。

 児童会のこどもたち手作りの「中郷小神社」の鳥居をくぐって、おみくじをひくこどもたちは、少し緊張の様子。ひいたおみくじの結果に安心したり、喜んだりしながら、今度はそのおみくじに書かれたアドバイスメッセージに沿った目標を考えたりしていました。

  「勉強をがんばる」「ともだちをふやす」「(習い事)の技術を高める」等々、こどもたちのいろいろな目標や抱負が輝いています。

6年生 プログラミング学習

 6年生は理科の時間に、プログラミングについて学びました。

 日本原子力研究開発機構 敦賀総合研究開発センターから講師を迎えました。今日は、プログラミング教材「MESH」を こどもたちの i-Pad で動作させておこないました。

 「電源をいれる」「光をつける」「スイッチをいれる」「光の色をかえる」等、こどもたちは必要な動作をその順番も論理的に考え、指示通りに信号等を動かすプログラミングに挑戦していました。

給食週間 感謝をこめて

 給食週間にちなみ、児童会給食委員会では、全校のみなさんに呼びかけ、給食や学校生活にかかわる職員の方々への感謝の気持ちを表現し伝えています。メッセージ、手紙、俳句等、こどもたちの感謝の思いがいっぱいです。お昼の校内放送で、メッセージを読み上げたり、廊下や教室に俳句を掲示したりしながら、日頃あたたかくておいしい給食をいただける幸せにあらためて気づき、そのありがたさを伝え合うこどもたちです。

小中連携事業から(6年生 中学校の数学をちょっぴり学習)

 6年生の教室に、中学校の数学科担当の教員が出前授業におとずれました。中学2年生で学ぶ「確率」について、身近な生活の中で出会う確率を考える問題に挑戦しました。

 3つの色つきボールを箱の中から取り出すときに青色ボールが出る確率、サイコロを振ったときに5の目が出る確率、など実際に作業(実験)も取り入れながら、最終的には統計学的な発想にも考えを広げることができました。

 こどもたちにとって、中学校の数学に親しみと楽しさを感じることのできた時間になったようです。

ひまわり教室 (敦賀警察署出前授業)

 敦賀警察署の生活安全課の方を招いて、小学生が巻き込まれやすいSNSのトラブルについて、出前授業を開催しました。

 4年生児童、5年生児童、そして保護者の方々、それぞれの内容での授業でした。県内の小学生が被害者として、また思いもよらず加害者になってしまった事案、その背景、そのようなトラブルに巻き込まれないための予防の方法等、参加した人それぞれが日常の自分自身のSNSやネットとの関わり方を振り返る時間となりました。

 PTAとの連携での学習会でもありました。家庭で、日頃こどもたちの使っているアプリの把握、送信受信している内容を把握していただくこと、年齢や状況に応じてフィルターを設定することの大切さ、また、家の中で多くの家族の見守りの目が届く場所でスマートフォンを使うようにすること、時間を話し合って決めること等、トラブルからこどもたちを守る具体的なアドバイスもありました。

 相手のことを考えて、より信頼し合える関係を築くための思いやりの判断が、SNSを活用する上でとても大切であることをこどもたちは学びました。

朝のアップタイムから

 始業後の朝の時間に、曜日ごとに3つの学年がいっしょに運動に親しんでいます。冬場は「なわとび」にチャレンジしています。時間跳びや技跳びをペアの人と交代しながら、お互いに記録をとり、応援し励まし合って運動を進めています。

 こどもたちは、1月末から2月にかけて各学年ごとに開催予定の「校内学年なわとび大会」に向かってそれぞれが目標を定め、練習しています。

4年生 古田苅かぶら収穫

 地域の伝統野菜「古田苅かぶら」の栽培をしてきた4年生が、いよいよその収穫の体験をすることができました。

 プランターには数日前から、青々と繁ったかぶらの葉の隙間から、白いかぶが顔を出してきていました。こどもたちは土の下のかぶの実を想像しながら、今日のこの日を楽しみに待っていました。

 プランターを運び、

 どきどきしながらかぶを引き抜きました。

 と、その瞬間、いっせいにあがるこどもたちの喜びの声!

小さな1粒の種から、このように立派な実ができることにあらためて感動していました。

 

 伝統野菜として、継承されてきた古田苅かぶら、春先に次の収穫のための種をつくる工夫についても学びました。形の良い、大きなかぶを残し、より良い品質の種を作っていく地域の先人の知恵を知りました。

 「来年の4年生が蒔き、育てる種は、自分たちが育ててきたこのかぶから受け継がれるんだね。」と、植物のいのちの繋がりに感慨深気な様子のこどもたちでした。

 

 地域の方々に教えていただき、実際に栽培し収穫をする体験を通して、中郷小の校区、古田苅地区の「地域の宝」を身近に感じることのできたこどもたちでした。 

  

2学期後半のスタート

 校舎にこどもたちの笑顔と笑い声がもどってきました。

 冬休みも明けて、こどもたちは元気に登校してきました。

 リモート集会で校長からは、今年の干支「巳」が成長、変革の象徴であることにちなんで、挑戦することで失敗も成功も自分の力にしていきましょうと呼びかけました。そして、自分を変える、新しい自分を見つけることに挑戦したヘラジカさんの話、「うまれかわったヘラジカさん」(ニコラス・オールドランド作)の絵本をいっしょに読みました。

 1月の生活目標「ものを大切にしよう」について、担当の教員から、物を最後まで丁寧に使おう、持ち物には記名をしよう、整理整頓しよう、の提案をしました。自分のものは勿論、みんなで使うものも次に使う人のことを考え、自分の気持ちを添えて使いましょう。

 

 各学級、学活では、休み中の課題を提出したり、年末年始のできごとについて話したり、二学期後半の目標や計画について話し合ったりしました。

 

 <1年生学活から>

 こどもたちは、2年生に向けての準備の3ヶ月間、学習や生活面でがんばりたいことについて自分の思いを集中してシートに書いていました。 

新しい年を迎えて

 2025年 巳年 のスタートです。

 「巳」は、成長、進歩、伸張の象徴です。

 新しいことにもどんどん挑戦し、「成長」の年にしていきましょう。

<環境委員会が栽培しているパンジー>かれんな花を咲かせています。

<4年生が栽培している古田苅かぶら> すくすく育っています。

             

 

 

 

 

去りゆく2024年を思いながら

 2024年最後の授業の日となりました。

 明日からの冬休みを前に、各学級で休み中の学習や健康で安全な生活について話し合いました。

 4限目にはリモートで集会を行いました。

 校長からは、この1年の365日分の自分の「?」(はてな、知りたいな)が、365個それ以上の「!」(気づきや感動)になって今の自分をつくっていることを伝えました。1年前には考えていなかったような自分自身の成長がきっとあるはずです。

 明日はクリスマス・イブということもあり、しあわせなお話を読み聞かせをして贈りました。「なんにもできなかったとり」(刀根里衣さん作)です。自分のなかにある「すばらしい何か」にゆっくり気がついてほしいとの願いをこめて。

 

 

 <きずな学級作 キャップアートより>

 

楽しく穏やかな冬休み、年末年始をお過ごしください。

 新しい2025年が、こどもたちにとってよりしあわせな年となりますようにお祈りしています。

アイサツリー

 児童会生活委員会が企画し取り組んでいるあいさつの木、「アイサツリー」がきらきら・にこにこシールいっぱいに飾られ、児童玄関に輝いています。

 お昼の校内放送で、生活委員会のメンバーが、「これからも明るいあいさつをかわして、笑顔で新しい年2025年をむかえましょう」と呼びかけてくれました。

4年生 SNSとのかしこいつきあい方 

 敦賀警察署生活安全課の方を講師に招いて、4年生は「SNSとのかしこいつきあい方」についてひとりひとりが考え学びました。

 SNSを巡るトラブルを自分が起こさないようにするには、また巻き込まれないようにするには、どうしたらいいか、考えました。

 動画を視聴し、実際にトラブルの中で辛い思いや悲しい思いをしているこどもたちの身近な事例を聞きながら、「はっ」と気づく瞬間があったり、あらためてSNSの怖さに気づいたりしていました。相手と顔を合わせずに言葉のみでやりとりするからこそ、自分たちは想像力を働かせて、相手の気持ちを考えて言葉を選ぶことの大切さを感じていました。

 冬休みに入り、それぞれのお家で過ごすことも多くなり、友だちとも顔を合わせて一緒に遊んだり触れあったりする機会も少なくなるかもしれません。そんなとき、SNSで友だちとつながるときには、人を傷つけないやさしい気持ちと、ルールやマナーを守る強い気持ちを持ちましょう。お互いがしあわせな気持ちでつながれるようにするにはどうしたらよいかを常に考えて行動したいですね。

 

アイサツリーをかざろう

 児童会生活委員会が、「中郷小アイサツリー」をつくり、「みんなの明るいあいさつでこのツリーを明るく飾ろう」と呼びかけています。

 児童会の生活委員のメンバーは、執行委員のメンバーや他の高学年有志といっしょに、朝のあいさつ運動をくり広げています。

 寒くなってもお互いにあたたかなあいさつが交わせるように、目を合わせて笑顔でつながることができるように、との思いから、自分たちで企画、準備をして、校内放送でも全校に呼びかけました。温かなあいさつをこころがけているなという人に、委員がシールをプレゼントし、ツリーにそれをかざって(貼って)もらうというアイデアです。

 9日からスタートしました。23日までツリーに飾りがどんどんふえていきます。

みなさんのあいさつで、こころも体も、ぽかぽかにそしてアイサツリーもきらきらと輝きますように。楽しみです。

縦割り遊びの時間

 清掃やスポーツ行事、児童会でのイベントでいっしょに活動をしている縦割り班のメンバーで、お昼の時間に楽しく遊びました。

 5、6年生が遊びの計画を立てて、下級生に説明したり誘いの声かけをしたりして楽しい遊びの時間が始まりました。

 絵しりとり、フルーツバスケット、名前を覚えるゲーム、全員ババ抜きカードゲーム等、楽しそうな声がどの教室からも聞こえてきました。