中郷News 2024

令和6年度

6年生 いのちの学習

 助産師さんを講師にお迎えし、6年生は、「いのちの尊さ」について考える学習をしました。

 自分が生まれてきたことは、当たり前ではなく、尊い「いのち」をもらって生まれてきたこと、それは、遺伝学的にも、分母に天文学的な数字がならぶような確率で、この世に生を受けたということ、だからこそ、ここにいる人たちはどの人も、「尊い、大切な人なのだ」ということを、子どもたちに伝えてくださいました。

 

 また、人には、「境界線」があること。その人にとって、「不快」と感じるまでにその人の境界線に入っていくことはお互いにしてはいけないこと、そしてそれは、相手に「言葉で」たずね、言葉で「同意」をもらうことが大切だということについて学びました。

 相手にとって、「自分のことを大切に思ってくれる人」、「一緒にいて心地よく安心ができる人」、「自分のよいところを認め大切にしてくれる人」になれるよう、お互いに思いやることができる関係づくりをしていこう、という講師の話にうなづいている子ども達でした。

 

 保護者の方々も参観され、希望された方は、授業後、講師の方と懇談をされました。

6年生に感謝、祝福、応援の気持ちをこめて

6年生を送る会が、こどもたちの手作りで開催されました。

会を企画、運営、準備したのはすべて子どもたちでした。

 5年生をリーダーに、12月から、密かにアイデアをふくらませ、企画会議を重ね、ひとえに「6年生のために」という気持ちをこめて、在校生が協力して準備練習をしてきました。

 1年生からは「ありがとうの花が咲くよ」の歌に思いを込めて、「おおきなかぶ」の劇(オリジナル版)では、「協力」「思いやり」「信頼」のメッセージを届けました。

 2年生からは「ともだちになるために、人は出会うんだろう。」これからの中学校生活での出会いを大切に、友だちと知恵を出し合って挑戦していってほしいと「ブレーメンの音楽隊」」のオペレッタを熱演しました。

 3年生は、「あきらめないで、どんなときも。君ならできるんだ、どんなことも。」と、リズミカルで楽しく元気なダンスで、6年生にエールを贈りました。

 

 4年生は、いろいろな形で、感謝の気持ちを贈ろうと、お笑い、クイズ、ダンス、マジック、劇など、すべてが子ども達オリジナルの内容で自分たちらしい「ありがとう」を届けました。

 5年生は、壮大な合奏をプレゼントし、「これからは私たちがこの学校のリーダーになれるようがんばります。安心して、まかせてください。」と6年生からのバトンをうけつぎました。

 会場のかざりづくり、かざりつけ、6年生の似顔絵作成とその掲示、贈り物作成、会の運営、会場の雰囲気をもりあげる幕間の企画等、会のリーダーとなってがんばる5年生を力づけながら、1年生から4年生が分担して取り組みました。

 6年生もその思いをうけとめ、会場のみんなといっしょにつくる楽しいステージを披露してくれました。

 「思い出の場面(写真)」をふりかえるコーナーでは、サプライズで、BGMとして在校生が6年生に「大切なもの」を歌ってプレゼント。いっしょに口ずさむ6年生、感激しながら嬉しそうにしている6年生の姿が印象的でした。

 

 お世話になり、支えてくれた「6年生のために」というあたたかい思いをもとに、発想力、行動力、調整力、そしてやり抜く力等、子どもたちの力が結集して、感動につつまれたすばらしい会になりました。

 

 

児童会執行委員引き継ぎ会

 児童会執行委員の引き継ぎの会が開かれました。

 令和6年度の執行委員からは、あいさつ運動や季節のイベント企画を工夫して、みんなが楽しく通う中郷小学校をつくることができたと振り返りが発表されました。令和7年度の新執行委員からは、笑顔あふれる明るい学校づくりのまず第一歩として、元気なあいさつが通い合う学校をつくりたい、また、みんなが楽しく過ごせるように、イベントや集会を企画していきたい、といった抱負が発表されました。

 やり切ったぞという達成感に包まれた笑顔、よしやるぞというパワーに満ちた笑顔、とても誇らしく輝いていました。

 

<令和6年度 児童会執行委員の人たちからのあいさつ>

 

<令和7年度 児童会新執行委員の人たちからのあいさつ>

6年生を送る会に向けて(低学年の練習から)

 6年生を送る会に向けて、各学年の演目の練習が進んでいます。

 6年生への感謝の気持ちと、これからのエールをこめて、劇や歌、言葉やダンスで、楽しい学年のステージをつくっています。

 6年生への気持ちが届くように、どの学年のこどもたちも一生懸命です。

1年生のステージから

2年生のステージから