令和7年度　粟野小の日誌

児童会運営委員会が企画した「全校人権集会」 を開催しました。日頃の生活を振り返りながら各クラスで話し合い、思いやりや相手を大切にする気持ちを込めたつくった 「人権標語」 を、クラスごとに発表し合いました。また、一人ひとりが作った輪飾りをつないで、全校で大きな「人権の木」 を完成させました。12月の人権月間にあわせて運営委員が心を込めて準備したこの集会は、子どもたち一人ひとりの思いがつまった、あたたかな時間となりました。

インフルエンザ流行のため延期になっていたクラブ活動を行いました。スポーツクラブでは、準備運動から元気いっぱい。ドッジビーでは複数のフリスビーが飛び交い、大盛り上がりでした。室内ゲームクラブでは、タブレットを使って協力型のゲームに取り組み、和やかな雰囲気で活動が進んでいました。クイズクラブでは、チーム対抗の問題に挑戦し、大きな歓声が上がっていました。合唱クラブでは、『風になりたい』をリズムに乗って合唱し、歌声のハーモニーを楽しんでいました。どのクラブも意欲的に活動し、充実した時間となりました。

３年生が消防署を見学させていただきました。消火活動や消防車の装備について教えていただいたり、放水体験では水の勢いに驚きながらも楽しんで取り組んだり、防火服を着させていただいてその重さに驚いたりしていました。最後には、はしご車を約40メートル伸ばしてくださり、見上げるような高さに感嘆の声が上がりました。消防士さんの仕事の大変さや地域を守る思いを実感できる充実した学習となりました。お忙しい中ご対応くださった消防署の皆さま、ありがとうございました。

1年生は跳び箱に挑戦し、めあてをもって安全に取り組んでいます。2年生は卵の形を使った図工で、自由な表現を楽しんでいます。3年生は下絵をもとに板を彫り、版画に取り組んでいます。4年生はタブレットで演技を撮影し、動きを確かめながらマット運動に励んでいます。5年生は、条件を変えてふりこの動きを調べています。6年生は家庭科でジャーマンポテトを作り、協力して調理を進めていました。どの学年も、実技や実習を通して主体的に学び、活動の中で気づきや工夫を深める姿があります。

図書委員会では、子どもたちが主体となって、先月から読書活動の推進に取り組んでいます。読んだ冊数をスタンプラリーで記録し、1枚が埋まると本を多く借りられるチケットや、図書委員手作りのしおりがもらえる仕組みです。感染対策として学年ごとに利用日を分け、密を避けながらも、子どもたちは楽しんで参加しています。地域の読書ボランティアの皆さまによる掲示物も図書室を彩り、落ち着いた雰囲気を演出しています。