中郷News 2025

令和7年度

2学期始業式によせて

 新しい気持ちで、新しい学期がスタートしました。

 始業式では、校長から、今年ノーベル賞を受賞された2人の日本人の科学者の学習や研究にのぞむ生き方について話をしました。

 ノーベル生理学・医学賞を受賞された坂口志文氏、ノーベル化学賞を受賞された北川進氏、お二人それぞれの研究内容やこれまでの努力について話をし、次のように思いを伝えました。

 「・・・自分の抱いた小さな『?』疑問から、その疑問を大切に粘り強く諦めずに追究し続けた姿、そして、単に自分の疑問を解決したいというだけではなく、人類の幸せのために自分の力を尽くしたいという強い気持ちに感銘を受けます。・・・

 わたしたちも、学習に、児童会活動に、スポーツに、学校行事に、自分の『? なぜだろう、こうかもしれない』をエネルギーにして、『きっとこうだ』と思うこと、『自分のためにも誰かのためにもよいことだ』と思うことは、あきらめずに粘り強く取り組んでいきましょう。」

 

古田苅かぶら栽培

 今年も、4年生が地域の伝統野菜である「古田苅かぶら」の栽培に取り組みます。

 地域の方をお招きし、古田苅かぶら栽培の歴史、育て方など、お話をお聞きし、その後種まきをしました。

 今年は、どんなかぶらが育つか、子ども達はわくわくと栽培をスタートしました。

1学期 終業式

 1年間の折り返し地点となる、1学期の終業式でした。

 

 自分の目標に向かって、「こんなことができるようになった」「ここまで到達できた」など、自分ががんばれたことを自信にして、自分らしさや自分のよさを大切に、次のステップにのぼってみましょう、と校長から話をしました。

 「花は、となりに咲く花とくらべることをしない」これは、北アメリカ原住民インディアンに伝わることわざだそうです。アサガオ、ひまわり、タンポポ、コスモス、・・・世界には25万種類の花が咲くそうですが、それぞれの美しさ、かわいらしさ、色や姿、匂いや香があります。それらは千差万別、優越をつけることは愚かなことです。私たちも同じで、自分のよさを大切にし、ともだちやなかまともお互いにその人のよさやがんばりを認め合いましょう、という話をしました。

 明日から4日間の秋休み、自分のこれまでのあしあとをふり返り、「これからさらにこんなところを伸ばしたい」「新しくこんなことにも挑戦したい」・・・そんなふうに、2学期スタートのエネルギーや勇気にしてほしいと思います。

 

スポーツフェスティバルにむけて

 赤・青・黄、それぞれのチームの4~6年生、高学年が集い、応援練習をしました。

リーダーの思いやアイデアいっぱいの工夫を受けとめて、笑顔で楽しく応援の練習をしました。

 

 練習後ふり返りタイムでは、リーダーから、「初めてなのにとってもいい声が出ていました。」「振り付けがむずかしくても、最後まで練習してくれてうれしいです。」「今度は低学年ともいっしょにがんばりましょう。」などと、笑顔のふり返りコメントが光っていました。

1年生 玉入れ練習

 スポーツフェスティバルにむけて、1年生は玉入れの練習をしました。

どうやったら高いかごの中に玉が入るか、投げ方をいろいろ試しながら練習していました。競技後にはみんなで声をあわせて数を数えたり、玉の後片付けの練習をしたり、ひとつひとつのことに一生懸命の1年生でした。

縦割りあそび

 今日の昼休みには、全校縦割り班でいっしょに遊びました。

 ハンカチ落とし、こおりおにごっこ、いす取りゲーム、ジェスチャーゲーム、お絵かきしりとり、トランプゲーム等々、高学年がリーダーになって楽しく遊びました。

 終了の時間になったら、「たのしかった」「もっとあそびたかった」と笑顔いっぱいで教室にもどっていく中・低学年の子ども達が印象的でした。

4年生 福祉の学習

 4年生は県福祉協議会の事業に参加して、介護施設渓山荘の職員の方を講師に招いて、介護について学びました。

 介護の現場で使用されている機械を紹介してもらったり、利用者の方が快適な生活をしてもらうために心がけていること、たいへんなことなど、子ども達の質問に対しても丁寧に説明をしてくださったりしました。

 「その人の気持ちになって考えること」「社会全体でともに支え合うこと」の大切さに触れるお話が聞けました。

 子ども達は、自分の疑問やはてな「?」と講師の方のお話を繋げてメモをとり、学んでいました。

スポーツフェスティバルに向けて

 どの時間帯にも、校庭から体育でリレーをする子ども達の歓声が聞こえてくる季節になりました。どの学年も、スピードを落とさずにバトンをパスする練習をしながら、チームワークを高めています。

 同じ色の仲間を応援する声、たとえ順位は後の方になっていても、頑張りを応援し最後まであきらめずに元気づけるような温かい声が響いています。時には、走っている選手以上に、パワーいっぱい、からだいっぱいで応援する子ども達の輝く姿もみられます。

 

 今年、子ども達が考えつくったテーマは「一致団結、勝っても負けても笑顔で Na・Ka・Go!」です。練習の時から、前向きな気持ち全開で仲間とともに運動を楽しんでいる子ども達です。

 

2年生 鮎の学習

 敦賀市河川漁業協同組合の方々を講師に招いて、2年生は、鮎の生態について知る学習をしました。

 5月には笙の川での稚鮎放流を体験している子ども達、鮎の身体のこと、鮎の一生について、また、鮎の友釣りについて、竿も実際に握らせていただきながら、楽しく学びました。

 水槽の中で泳ぐ鮎を見たり触ったりしながら、「香魚」といわれるように本当にスイカの匂いがするのか確かめてみる子ども達や、アブラビレや黄色い斑点を確かめている子ども達もいました。

 お話を聞きながら、鮎のことをもっと知りたくなった様子の子ども達でした。

 

 

4年生、6年生、ドラムサークル体験会 

 4年生、6年生がそれぞれ、県文化振興事業団、ヤマハミュージックジャパンの事業に参加し、ドラムサークル体験をしました。

 打楽器のリズムに乗り、みんなと呼吸をあわせて2種類の打楽器を演奏することのできた楽しい時間でした。

 子ども達の中から、指揮者(演奏をリードする人)がどんどん出てきて、太鼓のリズムを身体に響かせ、子ども達がひとつになり、笑顔いっぱいで気持ちよく演奏することができました。

児童集会 スポーツフェスティバルにむけて

 スポーツフェスティバルにむけて児童集会を開きました。学校の全学級の話し合いのもと、児童会代表委員会を経て全校児童の投票できまった大会のテーマの発表がありました。また、赤組、黄組、青組の応援リーダーから、意気込みや全校みんなに向けての思いを伝える場がありました。

 「勝っても負けても、最後まで、笑顔で、あきらめず、力をあわせて頑張り抜きたいです。」そんな強い思いが伝わってきました。

 スポーツフェスティバルを運営する児童会の委員会活動もはじまります。子ども達の活躍が楽しみです。

 

 

2年生 保健学習

 2年生は「子ども救急隊になろう」という課題をたて、けがの手当てについて学習しました。

 擦り傷、捻挫、鼻血などのけがをしたときの正しい応急処置の方法について学びました。また、大きなけがが起こった時には、必ず大人に知らせることも学びました。ワークショップでは、友達がけがをしたときに役割を分担してけがをした人を助ける場面をロールプレイしました。

 けがをした人、けがの応急処置をする人、大人に知らせに行く人、けがをした人に安心する声かけをする人、に分かれて、模擬体験をしました。

 正しい手当てとやさしい言葉で体とこころの手当てができることに気づいた2年生です。

 

 

4年生 防災教室

 市の危機管理課の職員の方々を講師に迎えて、「防災のまち」づくりについてお話をお聞きしました。

 災害について、特に地震による津波発生時の避難のこと、大雨による土砂災害や浸水について、ハザードマップで確認しながら、その危険性について学びました。まずは、自分の住んでいる地域が、どのような危険があるのかを知っていることが大切と学びました。

 エネルギー電力を生み出すためのさまざまな発電方法についても学びました。その中で、万一の原子力発電事故災害の際にはどのような避難行動をするべきかについても学びました。

 

 避難時に備え、日頃からの備蓄や防災リュックの準備の大切さについても気づき考える子どもたちでした。

4年生「リサイクル教室」

 サントリーの企業の方を講師に向かえ、4年生は「リサイクル」について考える学習をしました。

 ボトルtoボトル の運動をすすめていくために、私たちができることについて子ども達は学ぶことができました。10本のペットボトルからリサイクルできるボトルは3本分のみということ、サスティナブルボトルの開発(10本から10本分リサイクルできるボトルの開発)に企業の方々が取り組んでいることも知りました。

 ペットボトルのキャップをはずす、ラベルをはがす、そして潰して小さくして、リサイクルBOXにいれる、この一連の行動をすることで、地球の自然をまもる活動に貢献できるということを知りました。これから、実践できること、実践していきたいこととして、私たちがすすめていける運動ですね。

 

いじめについてかんがえる(ひまわり教室)

 5年生は、ひまわり教室で「いじめ」について、また、自分の生き方について考える学習をしました。市の人権擁護委員の方、敦賀警察署生活安全課のスクールサポーターを講師にむかえ、いっしょに考える時間を持ちました。

 なぜ、いじめにつながるような行動をしたり、人の悪口を言いたくなるのか、人間は自分の性格を変えることができるのか、脳科学をはじめとする科学的な根拠ももとに、話が進みました。

 いじめの場面に出くわしたとき、自分はどちらにするかを考えることで自分の性格や行動が変わるということ、また、人が変わるチャンスはたくさんあり、周囲の人がその人にやさしくかかわることで、一緒に成長していけるということも気づきました。悪いことを悪いことと思わず平気で生きていることは、そのこと自体が自分のこころや身体を傷つけているということ、ノンフィクション動画を見ながら考える時間もありました。

 強い人はやさしい人、そんなすてきな言葉にもふれることができました。

 

 

 

 

 

 

4年生 キャリア教育

 4年生は、県のキャリア教育事業に参加し、鯖江市光道園の職員の方々を講師にむかえ、福祉について、また福祉に関わる仕事についてお話をお聞きしました。

 「障がい」とは相手を知ろうとすること、相手に寄り添い思いやることでその壁がなくなるということを知りました。自分が何ができるか、自分の得意なことをその人のためにどう使えるかを考えることで、「障がい」という壁が乗り越えられるということに気づきました。

 また、「福祉」とは「みんなが幸せいっぱいになること」であり、そのために「自分の持つよいところを発揮していこう」というお話もありました。目隠しじゃんけんゲームや手話クイズにも挑戦しながら、楽しく学んだ4年生でした。

3・6年生 キャリア学習

 3年生、6年生は、地元で働く企業の方々を招いて、「働く」ということについて学ぶ県の事業に参加しました。今回は地元の日本ピーエス株式会社の方が学校に講師として来てくださいました。

 土木事業について、橋をつくるということについて、働くということについて、そして、敦賀の良いところについて、たくさんのお話を聞くことができました。

 「ダビンチの橋」体験では、木々のパーツを組み合わせることで、釘も接着剤も使わずに頑丈な橋が組み立てられることを知りました。理科的、数学的な学びが応用されていること、興味深く体験できました。

 3年生も、6年生も、地域で働く専門家と交流して直接に学ぶことのできる楽しい時間になりました。

1・2年生 ひまわり教室 

 敦賀警察署生活安全課の方々を招いて、「万引きや、SNSでのトラブルや事件に巻き込まれないように」考える時間を持ちました。

 SNS、インターネットを利用する時の注意として、「ゲーム脳」依存症にならないようにするためにはどうしたらよいか、人の悪口を書くことがいじめにつながり、犯罪になることも知りました。SNSで知り合った人に会いにいったり、自分の個人情報を教えたりしないこと、自分の身体を大切にすること、プライベートゾーンは人に見せないこと、人のプライベートゾーンにもさわったりふれたりしてはいけないこと、等々子ども達の生活の中に潜む危険についてもいっしょに考えました。

 ルールやきまりを守る、ということは、自分と相手を守ることにつながります。自分と相手を大切にして良い友達でいるためににはどうしたらよいか、子ども達は、今日の学びからの考えを伝え合っていました。

歯磨き上手になろう

 4年生は、歯科衛生士の方々といっしょに、「むし歯を予防する歯磨き」の仕方を学びました。永久歯が生え始め、歯の表、裏はもちろん、歯の間や隙間など、場所によって磨き方を工夫する必要があることを学びました。先日の秋の歯科検診でも、「4年生あたりから、むし歯になりやすい人、そうでな人が分かれてくる。永久歯をはじめ、しっかり磨けてるかが分かれてくる。」と歯科医の先生からもご指摘がありました。

 たてみがき、前歯の裏の磨き方、奥歯の磨き方、抜けた歯の横の磨き方等、歯ブラシのつまさきやかかとの部分を上手に使い、手鏡で確認しながら、磨き方のこつをつかんでいました。

 毎日の歯磨きに、今回まなんだことを早速いかしながら実践していきましょう。