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東浦NEWS
校下協議会
校下協議会は本校独自の組織で、学校教育、家庭教育、社会教育の連携を推進し、児童生徒の健全な成長を支えることを目的として、地域の方によって立ち上げられました。28年の歴史があり、校区の区長さんやPTA代表、学校代表から組織されています。13日(水)の夜は、今年度最後の校下協議会が開催されました。今年度の活動について報告し、来年度の活動についての話し合いを持ちました。大谷翔平選手から寄贈されたグローブや、卒業生が制作した卒業記念品の看板も見ていただきました。地域と共にある学校である本校の活動は、このような組織を通して、地域の皆様にも支えられています。
みかん剪定作業
今年度最後となる「東浦みかんプロジェクト」。卒業した小学6年生にも応援を頼み、小学5年生から中学2年生で大比田みかん園へ剪定作業に行ってきました。はじめにみかん園の方から、日当たりをよくすることや虫除け効果があることなど、剪定作業の目的やコツを説明していただき、班ごとに分かれて作業が一斉にスタートしました。剪定ばさみを使いながら、枝をかき分け切り落とし、落とした枝がある程度たまるとかき集めて指定の場所へと、手際よく作業を進めました。高いところは台に上ったり、木に直接登って身体を安定させたりしながら、まるで職人のように作業していました。みかん作業のベテランだった中学3年生が卒業しても、伝統は確実に受け継がれています。次回は7月頃に摘果作業を行う予定です。お世話になったみかん園のみなさま、ありがとうございました。次年度もよろしくお願いいたします。
【中】新入生体験入学
先日小学校を卒業した6年生が、中学校の体験入学にやってきました。中学1年生が中学校生活について詳しく説明し、6年生からはいろいろな質問が出ていました。本校の小学校で過ごしてきた6年生ですが、中学校のことは初めてのことばかりで、教科書や問題集を見せてもらったり、IpadからChromeBookに変わるタブレットを触らせてもらったり、当番活動のことを教えてもらったりして、たくさんの発見や驚きがあったようです。後半は地域のみかん園に出かけて、先輩たちや5年生と一緒に剪定作業に取り組みました。6年生が中学1年生になって入学してくる日を、先生方も先輩方も心待ちにしています。
授業風景
元素についての学習を終えた中学2年生が、「えれめんと」というカードで、元素や素粒子,周期表に親しんでいました。仲間分けや元素の性質など、楽しく覚えることができるようです。小学5年生は、スピーチによる提案をするために準備を進めていました。発表原稿を読み合ったり、話し方を聞き合ったりして、助言や質問をしていました。本番は下級生に向けてスピーチをするようです。体育の授業では、よりたくさんゴールを決めるため、話し合いに力を入れていました。話し合ったことを活かして、確実に相手をマークしてパスを止めたり、パスを回すルートを工夫したりする様子がありました。業間運動では、ミニコーンを使って、瞬発力を上げるトレーニングをしていました。反応する速度も身のこなしも、1年間でずいぶん速くなりました。
授業風景
小学校の体育では、試合形式でポートボールをしていました。話し合って作戦を立て、声をかけあってよく動いています。5年生の書写の授業では、今年度最後ということで、「漢字四文字」という条件で、自分で書きたい言葉を選んでいました。「最高学年」「最上級生」中には「児童会長」と練習している子もいて、進級に向けての意識が高まっているようです。読書タイムでは、よく集中して本を読むようになっています。中学生は、英語の授業で「Lets Read」に取り組んでいました。1年間学習したことを駆使しながら、難しい英語の長文読解に挑戦していました。
授業風景
卒業生が巣立っていき、在校生だけの生活が始まりました。ちょっぴり寂しさを感じながらも、1年のしめくくりに意欲的に取り組む姿がありました。小学校低学年の図工では、切り絵を制作していました。はさみを器用に使って、折り紙に思い思いの形に切り込みを入れて開いてみると、雪の結晶のような形が現れました。体育では卓球に挑戦し、業間運動はボール投げをしていました。ずいぶん長い距離を飛ばせるようになりました。中学生は、国語の授業「正しい言葉は信じられるか」で学んだことを活かして、実際に複数の新聞記事を読み比べて、違いを調べていました。本校では、一般紙2紙と子ども新聞2紙を購読しており、スピーチでは新聞記事からテーマを選ぶなど、身近に新聞に親しむ環境があります。
卒業証書授与式
第77回卒業証書授与式を行いました。一人一人が立派な態度で卒業証書を受け取り、送辞は、在校生の感謝の気持ちがこもった温かいものでした。答辞には、長い生徒で9年の年月を過ごした卒業生の思いが溢れ、最後は卒業生が一列になって「カイト」を合唱しました。美しく力強い合唱に、会場中が大きな感動に包まれました。式後の学活では、保護者やご家族が見守る中、子どもたちと担任の先生が最後の別れを惜しみ、涙あり笑いありの時間になりました。力を合わせて物事を創り上げていく経験を繰り返す中で、一人一人のかけがえのない尊さを知り、仲間の大切さを感じとって、豊かな心を培ってきた卒業生の皆さん。これから進む人生も、今までの経験を力にして、挑戦し続ける人であってほしいと願っています。
卒業式準備
卒業式を明日に控え、卒業生の下校を在校生全員で見送りました。花を渡して別れを惜しむ姿がありました。見送りのあとは、在校生で式場や教室の準備をしました。紅白幕を出す人、椅子を出す人、教室の飾り付けをする人、黒板のデザインを相談している人など、大好きな卒業生を心を込めて送るために、自分の役割を一生懸命に果たしていました。明日はいよいよ卒業式本番です。
全校遊び
卒業生と一緒に遊ぶ最後の全校遊びを行いました。生徒会が、全校児童生徒からアンケートをとり、種目は「どろけい」と「ドッジボール」になったようです。「どろけい」では、どろぼう役とけいさつ役に分かれて、中学生も小学生も先生方も入り交じって、体育館を縦横無尽に走り回っていました。後半は「ドッジボール」で、当たりそうなボールをすれすれでよけたり、剛速球をナイスキャッチしたりと、大いに盛り上がりました。どんなに盛り上がっていても、時間になるとさっとやめて、掃除場所に向かっていく切り替え力がすばらしい子どもたちです。
記念品贈呈式
中学3年生が制作を進めていた「卒業記念品」が完成し、贈呈式をしました。制作したのは「PR看板(大)」と「黒板付きPR看板(小)」の2つです。大看板は、高さ1メートルを超える大きさで、東浦みかんPR販売の会場で、たくさんのお客さんの目に付くようにと、色鮮やかなデザインです。裏面は来校者を迎える看板で、卒業生が2年生のときに考えたあいさつ運動マスコット「あいりす」が描かれています。看板を広げると、裏面には個性豊かな「東浦小・中学校」の文字が躍ります。ふだん使いに机の上にも置けるようにと、10分の1に縮尺したミニ看板もつけてくれました。デザインから設計、制作、材料に至るまで、全て生徒達が考え、廃材なども利用して、購入するのは必要なものだけにしたようです。贈呈式では、劇仕立てで看板を紹介し、在校生達も大喜びでした。手作りの看板には、母校や東浦地域への強い愛情、後輩達を思う優しい気持ちが溢れています。卒業式まで、あと2日です。