中郷News 2024

令和6年度

4年生 古田苅かぶら収穫

 地域の伝統野菜「古田苅かぶら」の栽培をしてきた4年生が、いよいよその収穫の体験をすることができました。

 プランターには数日前から、青々と繁ったかぶらの葉の隙間から、白いかぶが顔を出してきていました。こどもたちは土の下のかぶの実を想像しながら、今日のこの日を楽しみに待っていました。

 プランターを運び、

 どきどきしながらかぶを引き抜きました。

 と、その瞬間、いっせいにあがるこどもたちの喜びの声!

小さな1粒の種から、このように立派な実ができることにあらためて感動していました。

 

 伝統野菜として、継承されてきた古田苅かぶら、春先に次の収穫のための種をつくる工夫についても学びました。形の良い、大きなかぶを残し、より良い品質の種を作っていく地域の先人の知恵を知りました。

 「来年の4年生が蒔き、育てる種は、自分たちが育ててきたこのかぶから受け継がれるんだね。」と、植物のいのちの繋がりに感慨深気な様子のこどもたちでした。

 

 地域の方々に教えていただき、実際に栽培し収穫をする体験を通して、中郷小の校区、古田苅地区の「地域の宝」を身近に感じることのできたこどもたちでした。