令和7年度

本日、高学年対象に、ひまわり教室が開催されました。講師の敦賀警察署生活安全課のスクールサポーターの方から、小中学生に気をつけてほしいＳＮＳに関わる危険について教えていただきました。

小中学生は子どもか大人かの質問を皮切りに、逮捕される年齢となる14歳を含む中高生は、大人になるために大切なことを学ぶ年代であることを知りました。

スマホやタブレットの平日の使用時間を問われると、沓見小にも長いと自覚している人がたくさんいました。使用時間5時間超えの人は、ゲーム障害という病気になりやすく、人間らしい言動を促す理性の働きが低下するとのお話も紹介されました。その後、実際起きた犯罪を例に、ＳＮＳでのメール等のやりとりの問題やいじめ、悪いと知りつつ手を出してしまう心の状態など、いろいろな角度から、ＳＮＳの危険について考えを深めていきました。「自分や相手を大切にするとはどういうことか。」、「逃げる勇気も大切」など、自身の経験も踏まえ、力強くお話くださいました。熱いメッセージをありがとうございました。

みなさん、ぜひ自分も相手も大切にする夏休みにしましょう。

連日、低学年の話題に偏ってしまいました･･･。

今日は、2年生が夏休みを前に、野菜の収穫やお世話をしていました。枝豆を茎ごと抜こうとすると、びくともしません。「植えるときは、簡単だったのに･･･。」とつぶやきながら、担任からの応援提示を何度か断り、チャレンジしていました。しかし、手に負えず、担任が茎を抜くと、土ごとごっそり取れました。土を落とすと、細かい根がびっしりありました。里芋は収穫がまだで、みんなで協力して、土をかけてあげていました。細身なトウモロコシと枝豆が収穫されました。今週、味わう予定だそうです。

国語の「あったらいいなこんなもの」では、1年生を迎えて、自分が考えたあったらいいものを発表していました。2年生同士で質問し合い、詳しく考えたアイディアの発表です。1年生がじっくり聞き、たくさん質問もしてくれたお陰で、さらに詳しくなりました。聞き手の様子や感想・質問の数、内容から、発表の手応えを感じることができましたね。発表を初めて聞いて、質問できるようになった1年生も成長しました。

一生懸命取り組んだ結果が見えると、次への意欲につながります。夏休み中も、いろいろなチャレンジをしよう！

敦賀空襲があった7月12日を前に、本日、全校で黙祷を行いました。

1年生は、子どもの今の生活や使っている言葉から離れないように気をつけながら、担任より敦賀空襲や戦争について分かりやすく学習する時間をとりました。担任からの話や空襲が題材のアニメ動画を視聴することで、1年生なりに考えるきっかけが作られていました。「なんで敦賀は何もしていないのに、（爆弾で）やられるの？」、「沓見にも防空壕ある。」、「少し怖い。」、「（他の）アニメで見たことある。」など、現代を生きている1年生なりに感じたことを、素直につぶやいていました。

私たち教員も戦争を知りませんが、今の子どもの生活をよく知る大人（教員）として伝えられること、戦争を直接または間接的に経験した大人として伝えられること、大切な家族だから伝えられることなど、それぞれの立場からそれぞれの機会を利用して、未来を生きる子どもたちへのメッセージを送ることができるといいですね。

先日行われた「2年生 国語の話し合いの参観授業」の日の放課後、授業のよかった点や課題点などを教員たちでたくさん話し合い、教科指導について大いに勉強しました。研究会の中で、「失敗しないことが成功ではなく、今の私たちのように、成果や課題を子ども自身が見つけ、次の学習につなげられるとよい。」という意見が出ました。

次の日の2年生の国語の授業をのぞくと、早速担任が実践しており、テレビには子どもたちから出た「昨日の話し合いの反省点と改善のポイント」が映し出され、みんなで再度話し合いをしていました。前日よりも、お互い目を合わせたり、適度な声の大きさで感想を付け加えたりしていました。ブラッシュアップしていました！

隣の1年生は、視写した文章を交換し、間違いがないかチェックし合っています。自分の目より他人の目で見た方が、特に低学年は間違いに気がつきやすいですね。

成果物や学習活動を振り返り、自分たちで気がついた学びは定着しやすくなります。いいぞ！低学年！

水曜の朝は、ＮＩＥタイム！低学年の記事集めを見てると、果物や料理、スポーツ、絵など、自分の興味に従って、たくさんの種類の記事がピックアップされます。誰かはスルーする記事も、誰かは関心を寄せる記事になる。みんなそれぞれ違うのだなあと、改めて感じます。選択された１つの記事をじっくり読み込む3年生も、気づきを思わず友達に話していました。

5年生では、県嶺南振興局農村整備課の方を講師にお迎えし、田んぼの出前授業がありました。沓見で現在進行中の田んぼの整備に関わり、昔と今を比べながら、パワーポイント資料や動画、クイズなどを交えて、やさしく丁寧に教えていただきました。子どもたちは、これまでに知っていることや祖父母との経験も踏まえ、お話を身近に感じながら聞いていました。「工事は順調ですか。」、「沓見のどの辺りですか。」、「おじいちゃんはこうやってしてた。」「ええ！知らんかったあ･･･。」など、話を聞いて感じたことや疑問に思ったことを素直につぶやいたり、質問したりしていました。

田んぼの水の仕組みを理解し、夏休み前のこの時期、用水路やため池に落ちないようとの注意喚起もありました。

田んぼのいろいろなが総合的に分かり、勉強になりました。ありがとうございました。

今日、私たち教員の研修として、互いの授業を見せ合う参観授業がありました。今回は、2年生の国語『あったらいいなこんなもの』の授業です。自分が考えた想像上の物を絵に描き、どんなものか質問し合うことを通して、考えを詳しくする授業でした。どんな質問をすると相手のためになるかを事前にみんなで学習した資料があり、これをもとに、いくつも質問することができていました。会話のやりとりは消えてしまうため、タブレットで録音し、後から聞き直してメモをとっていました。振り返りでは、「自分が考えていなかったことを質問され、考えることができてよかった。」との声がたくさん書かれていました。思いつきの品から、少しずつ本当にあったら素敵な品に変わっていきましたね。

給食時の放送では、みんなが書いた本の紹介文を図書委員が読み上げ「〇〇さんのお勧め本」を紹介したり、図書委員がすでに実施していた新聞記事紹介の拡大版「〇〇さんの新聞記事紹介」が発表されたりしました。

7月になり、それぞれの学習活動が進化しています♪

今朝、1年生が育てている朝顔が、色とりどりに咲き誇っていました。青い朝顔も赤紫の朝顔もあり、思わず近寄って見入ってしまいます。担任によると、今日は全員の花が咲いているそうで、生活科の時間に観察をしていました。写真に撮って画像を細かく見たり、摘んだ花を見入ったりしながら、絵を描いていました。また、絞ったようなつぼみや茎や葉の色、感触、数など、たくさんの気づきを文にしていました。まだまだ咲き続けてくれそうです。

そして、本日の中学年をもって、今年度の学校のプール学習が終了しました。各学年、計４回の学習でした。

今日の中学年は、水中じゃんけんをペアで楽しんだり、プール横を自分で泳ぐ練習をしたり、ビート板を使って顔をつけバタ足したりと、前回以上の挑戦が見えました。夏休みも、安全に気をつけて、水に親しんでほしいと思います。

本日、敦賀市文化穀粒部人道の港発信室の職員の方に来校いただき、ムゼウムや人道の港と言われる理由、ポーランドやリトアニアと日本（敦賀）の今に至る関係などについて、５・６年生が学習しました。

上記の内容は、主に宿泊学習の機会に見聞きしている高学年。初めに、ムゼウムのことや人道の港と呼ばれるようになった歴史について、復習のつもりで説明を聞きました。知っているつもりでも、説明を聞きながら、「外交官て何？」などの質問が出てきたり、「世界の難民は〇人くらい」と知り驚いたりしていました。授業の後半では、歴史的な友好関係だけでなく、現在も助け合う関係が続いていること、それぞれの国の文化、難民について、と話題が広がっていきました。

最後に6年生代表が、「今日、今まで知らなかったいろいろなことを知り、もっと知りたくなりました。」と感想を伝えました。夏休みには、難民についてのワークショップがあるそうです。気になった人は、興味関心が一層広がる機会になると思いますよ。ムゼウム職員の皆様、ありがとうございました。

業間に、運営委員会主催の七夕集会が開かれました。

初めに、七夕にまつわるお話をした後、クイズが出題されました。お話をしっかり聞いていたので、全問正解者がほとんどでした。その後、笹の葉が描かれた大きな紙に、事前に願いを書いておいた短冊や星を学年ごとに貼り付けました。早速、友達がどんな願い事をしているか、気になっている人もいました。（先生たちも･･･）

３枚の笹の用紙が、願い事でいっぱいになりました。みんなの願い事が叶いますように･･･。

集会前の５年生の家庭科では、ボタン付けに挑戦していました。玉結びも１つのハードルで、前のめりで針を操る５年生が愛らしかったです。

朝のＮＩＥタイム。

新聞に掲載されている写真を選んで、分かることと思ったことをまとめる活動が進んでいました。友達のまとめのシートを読んだり、気になる記事をのぞきに行ったりしています。記事の内容への関心が出てきていますね。

１つの記事を辞書引きしながら読み込む活動では、しんとした教室の中で、分からない言葉に印をつけ、調べながら読み込んでいました。

紹介記事を探す高学年も、広くベージを見渡し静かに記事を読みながら、お気に入りを探します。

授業では、先日参観した学習の続きで、モデル文を参考に報告書を書いたり、班で話し合いながら説得力のある提案をする準備を進めたりしていました。参考文献を明記しているところが、高学年らしい丁寧な学習だと思いました。

今日もプール学習があり、中・高学年が実施しました。プールは、水温気温を加えた数値や暑さ指数、天候などの諸条件を鑑みて、実施の有無を決めます。異常気象や災害級の荒天が珍しくなくなっている近年では、晴天だからと言って無条件で入れるとは限りません。本日も、午後の部の中学年のときには、暑さ指数が高まり、早めに切り上げました。

プール学習ができることは、貴重な機会になってきています。児童の皆さん、実施可のときには、練習に励みましょう！

2年生では、栄養士の先生による授業がありました。初めに、好きな食べ物、嫌いな食べ物を披露しました。その後のお話で、いろいろな食べ物が栄養となり、体を作っていることが分かりました。苦手な食べ物も、体のために少しずつ食べられるといいですね。

今日は、朝から夏のような日射しが照りつける暑い日になりました。プール学習があった低学年は、暑さ指数に留意しながら、練習を進めました。

「今日は、動物になってもらいます。」の先生の発言に、嬉しそうな顔を見せるところが低学年らしいです。浅い所から「ワニ」歩きでスタートし、深いところで「カンガルー」ジャンプ、その後「イルカ」になって輪くぐりをしました。プールサイドで見守る者たちは暑くて大変ですが、子どもたちははりきって3種の動物に変わっていきます。プールは一方通行で、プールサイドでは、きちんと歩いて元の位置に戻ったり、休憩前のバディ確認をしたりと、いつも通り安全な学習態度でした。

高学年は、クラブがありました。ゲームクラブは、見る度にオリジナルゲーム作成が進んでおり、根気強い作業でも集中して取り組んでいました。

今日は、校外の教育関係者に授業を見ていただく「学校訪問」がありました。１年生は図工、その他の学年は国語の授業でした。課題によって、友達の意見を参考にしながら自分の学習を進めたり、図書やネットの情報をもとに学習を進めたりしていました。タブレットの中にある思考ツールを使って情報を整理したり、適切なキーワードを入力して情報を見つけたり、実施するアンケート項目を作成したりと、文房具としてのタブレットの使い方が、とｔｗも上手だと感じました

今日の業間の時間は、６つの班ごとに教室に分かれて、縦割り遊びをしました。

各班の6年生が、遊びの内容を決め、進めてくれます。

クイズやビンゴ、ハンカチ落とし、伝言ゲーム、風船バレーなど、低学年も安心して楽しめる遊びが行われていました。

話し合いや学習活動で集合しているときの表情とは違い、説明している6年生も遊んでいる下学年も、穏やかな表情で、楽しそうに笑っており、温かい時間になりました。

今日も、プール学習可能な日となり、おまちかねの低学年がプール学習に臨みました。

初めに、互いの命を守る大事なバディを確認します。相手が「いる」だけでなく、「怪我はないか」「元気か」の確認も済ませたペアから座っていきました。

そして、いよいよ浅い方の小プールの中へ静かに入ります。自分の体や頭に水をかけ、おふろのように入りました。その後、深い方に移動し、一列になって歩いたり走ったりして水流をつくりました。「はんた～い。」の声で向きを変えると、なかなか前に進まないようでしたが、水の中だと困難さえもとても楽しそうです。

上がって、1回目の休憩に入りました。初めに学習した通りに、バディ確認が静かに完成していきます。休憩でしてほしい約束が３つ発表されました。「体をよくふく。お茶を飲む。おしりをつけて座る。」です。体を休めるための大切な約束を理解し、きちんと行動できました。トイレに行きたい人は、このときに集まって行きます。

後半は、じゃんけんをして水をかけ合ったり、元気に歌いながらみんなでじゃんけん列車をしたりしました。

みんなが約束を守って素早く行動したり、静かに話を聞いたりできたので、ご褒美タイムが生み出され、最後に自由な水遊びをすることができました。

低学年のプール学習は、安全をしっかり守りながら楽しく水に親しみ、「楽しかった。」「がんばった。」と思える時間になったと感じました。お見事でした

本日は雨もなく、水温・気温ともに合格ラインだったので、高学年と中学年のプール学習を実施しました。

特に年度初のプール学習は楽しそうで、校舎内にいても、プール方面から「キャー。ワー。」の歓声が聞こえてきます。

２つの授業とものぞきました。高学年は、楽しい体ならしの後、ラミネートされた練習メニュー表を参考に、班ごとにメニューを決め練習していました。プールでも主体的な学習場面を取り入れ、個別指導と組み合わせていて驚きました。

中学年は、プール学習時のルール確認をしながら集団で学習していました。「バディに水をかけましょう。」「ギャー。」。「肩までつかりましょう。」「キャー。」。「ジャンプして下りるときに水面をたたきましょう。」「キャー。」。と、１つのメニューごとに、悲鳴のような声が上がり、抜群の反応を示しながら練習している様子が、中学年らしかったです。

プール以外では、低学年が、歯の磨き方チェックのための染め出しをしていました。鏡をのぞき込み、真剣に汚れを落としたり、お決まりのピンクに染まった舌を見せてくれたりする姿がありました。大人になっても自分の歯で食べることができるように、毎日丁寧に磨いてくださいね。

タブレットではなく、学習した拗音が入った言葉を嬉しそうに黒板に書いていたり、絵の具で色を作って丁寧に虹を塗っていたりする姿も低学年らしくかわいらしかったです。

金曜日のオープンスクールは、ありがとうございました。週明けの今日は、どしゃぶりの雨、そして雷が轟く日になりましたが、子どもたちは元気に学校生活を送りました。

お客様がいない今日も、子どもたちは当たり前に学んでいます。4年生は、新聞作りのため、校長室にインタビューに来てくれました。2年生は、かたいボールを使ったキャッチボールを熱心に取り組んでいました。こういう姿が、高学年で激しいプレーができるようになるスタートなんだなあと思いました。3年生は、保健の先生から唾液の働きを教わっていました。委員会では、みんなを楽しませようと、委員会活動にみあったクイズを作ったり、季節を感じる掲示物（詩と折り紙）の準備をしたり、器具室の整理、掃除をしたりしていました。「おもしろい。」「きれい。」と感想を口にするのは簡単ですが、事前のこうした準備があるからこそです。しかし、「おもしろい。」「きれい。」の感想が、準備する側の達成感や次への意欲をもたらしてもくれますね。みなさん、今日も１日がんばりました

本日は、評議委員の皆様におかれましては家庭地域学校協議会に、また保護者・地域の皆様におかれましてはオープンスクールに多数ご参観いただき、ありがとうございました。

家庭地域学校協議会では、学校からの今年度の計画説明後、様々なご意見をいただきました。違う立ち位置から見える学校や子どもの様子から感じるご意見は、大変ありがたいです。引き続き、子どもたちや学校を見つめていただき、またご意見をお願いいたします。

オープンスクールでは、各学年たくさんの保護者の皆様に来ていただきました。まずもって、そのことが大変ありがたく思います。4月からの成長を感じる部分はありましたでしょうか。各学級とも、担任も含め学級としての馴染んできて、それぞれの色が出てきたのではないかと感じています。タブレットを通して意見を表現したり、音読や文字、歌声で表現したりと、いろいろな形で自身の学習を見える化していました。タブレットのピラミッド型思考ツールを使って、カードの優先順位をつけたり、演奏動画を繰り返し自由に聞き、同時に気づきも共有したりと、効果的だと感じるタブレット活用も見ることができました。

廊下にも、これまで制作した作品が掲示され、子どもたちの学びにあふれた１日になりました。（担任より保護者への「知っている方は教えてください」掲示もあり、子どもと大人が一緒に学んでいるようで、楽しい気持ちになりました。）

先日、延期になったプール清掃を、本日の1限目、高学年だけで行いました。

1限目でも日射しは強く、プールサイドの気温や暑さ指数を測りつつ、水分補給や日陰での休憩を取りながらの活動でした。

以前、4年生以上で取り組んだ下洗いと用務員さんの手助けがあったため、残っていたプール側面を磨く作業が中心でした。遠目には、水色のきれいなプールに見えますが、たわしでこすっていくと、床面に集まった水は黒くにごっていました。暑い中、がんばって作業してくれた５・６年生のみなさん、ありがとうございました。

今日も、沓見小学校では、ＮＩＥ（新聞を活用した学習）に取り組んでいます。

朝のＮＩＥタイムに教室をのぞくと、1年生がとても真剣に新聞を読んでいます。「め･･･に･･･ゅ･･･を」と、1文字1文字声に出してがんばって何行も読み、「はあ･･･。分からない。」とつぶやきます。とってもがんばって読んだ後の、とても愛らしい声でした。そして、写真中心だとは思いますが、真剣に紙面をめくり、気になる記事を写真におさめている人もいました。

4年生は、昨日の出前授業で教えていただいたことを復習しつつ、自分たちの新聞作りへ本格的なスタートを切った模様です。習った通り、事前準備をして、今後インタビューにも取り組むようです。

追伸：プール学習を前に、毎年実施している教員対象の救急法の研修を実施しました。日本赤十字社福井支部の指導員の方に、知っているつもりにならず子どもの命を守るために毎年確実に研修を重ねる必要性と、ＡＤＥの取り扱い等を演習形式で教えていただきました。慢心せず、安全なプール学習を職員で実施していきます。