中郷News 2025

2025年7月の記事一覧

1学期前半・まとめの日

 子ども達は明日から39日間の夏休みにはいります。

 ふだんできないことにも、時間を気にせず思い切り挑戦したり楽しめたりできそうな夏休みです。まずは健康第一に、充実した夏休みを過ごしてほしいと思います。

 各教室でも、夏休みを前に、生活の仕方や学習の取組についてみんなで確かめたり、考えたりする時間を持ちました。

 また、3時間目には、暑い体育館を避けて、オンラインで全校集会をおこないました。校長からは、・・・

 「考える」ことを楽しむ夏休みにしませんか、と提案をしました。ヨシタケシンスケさんの「それしかないわけないでしょう」(絵本)のはじめの部分をいっしょに読みながら、「考える」って楽しいこと、特に、「こんな未来があるかもしれない」「こんなことがあってもいいじゃない」とあれこれ思いをめぐらしてみることの楽しさを伝えました。

 生徒支援の担当からは、6年3組の子ども達もいっしょに加わって、夏休みに気をつけたいこと「ひまわり」について、全校で考える時間をもちました。

 ひ  一人で行かない

 ま  まわりをみて止まる

 わ  わるいことはしない

 り  リズムよく生活

 

 自分の命を守り、安全に過ごす力が、この夏休みを通してひとりひとりの子ども達に育ちますように、と願っています。

 

 

敦賀空襲についての話

 11日の朝の時間に、校長が「敦賀空襲」について話をしました。

 毎年、7月12日が近づくと、「敦賀に3回にわたって空襲があり、まちといっしょにたくさんの尊い命がなくなってしまったこと」を話します。

 戦争や空襲で亡くなった方々の冥福をお祈りし、今私たちがこうして幸せに生活していることの尊さとありがたさ、平和の大切さについて子ども達といっしょに感じ、気づく時間を持ちました。

言葉の持つ力(7月の全校集会から)

 7月の全校集会では、校長から、言葉の持つ力について話をしました。

 「日常の中で、私たちはたくさんの言葉を発しています。人から言われた言葉で嬉しくなったり、元気になったり、勇気づけられたりします。また反対に、その言葉を聞いて悲しくなったり、気持ちが落ち込んだり、がっかりしたり、それを通り越して怒りで腹立たしくなってしまう言葉もあります。何気なく口にする言葉が、友達、家族、目の前にいる人やまわりにいる人の心とからだの健康、命にも大きく影響します。やさしい言葉が優しい人を生み、人に恐怖を与える言葉は人を平気で傷つける人を生みます。

 お隣の韓国には、『行く言葉が美しくやさしければ、帰る言葉も美しくやさしい』ということわざがあります。自分がやさしい言葉やふわふわ言葉を送り出せば、自分にもやさしい言葉やふわふわ言葉が帰ってくるという意味でしょう。

 やさしく温かな言葉の力で、自分たちの学級、学年、そして中郷小学校を幸せな空気でいっぱいにしましょう。・・・」

 

 今月の生活目標「自分の仕事をしっかりはたそう」にちなんで、児童会執行委員の人たちが、「例えば、こんな場面でどうする?」と考える寸劇をしました。全校のみんなで、自分の役割である仕事をすることの大切さについて考えることができました。どの人も、みんなのために、必要な仕事を必ずになっていて、みんなから頼りにされ必要とされていることを自覚したひとときでした。

 

 <環境委員会が毎日水やりをしているミニひまわりとコスモス >

 

<1年生が世話しているアサガオ、2年生が育てている夏野菜>

 

4年生 渓山荘訪問に向けて

 4年生は、総合的な学習の時間に、「福祉ー地域の人たちの幸せな暮らしのために」について自分たちの「?」を追究しています。来週には、渓山荘に慰問に出かけ、そこで高齢の施設利用者の方々と交流したり、介護の仕事に従事されている職員の方々の福祉の仕事についてたずねたり見学したりする時間を持ちます。

 その中で、交流の時間には子ども達がグループに分かれて考えた出し物を披露します。今日は学年みんなででその練習をしていました。クイズ、ダンス、なわとび運動、寸劇など、一生懸命に工夫して練習を重ねています。施設利用の方々や職員の方々といっしょにきっと楽しい時間、温かな時間が持てることでしょう。

SNS トラブル防止の学習

 5年生、6年生は、SNSの活用について学習しました。敦賀警察署生活安全課と連携しておこなう防犯学習です。子ども達が、知らず知らずのうちに、トラブルに巻き込まれたり、また自らトラブルを起こしたりしないように、実際に小学生に起こった事例をもとにDVDを視聴しながら話し合いました。

 「こんなこと起こったら嫌だな」「なんでこんなことになってしまったのだろう」子ども達は、事例について自分に起こりうることとして捉えていました。

 「これっておかしいな」「なんか変だな」「このまま進めていいのかな」と感じたら、一旦そこでストップしてまわりの信用できる大人に知らせること、一人で解決しようとせずに大人に助けを求めること、その判断と勇気が大切であることも確認しました。

 写真等含む個人の情報を、勝手に広めたり、投稿したりすることは絶対にしてはいけないこと、法律にふれることも学びました。

 SNSを使った自分の行動や言葉が、人を傷つけ、自分の未来を傷つけてしまうこと、取り返しのつかないことにならぬよう、気をつけていきましょう。

7月 授業の様子から

 2年生は、プログラミング学習を楽しみました。卵から、何かが出てきて、次にその何かもまたまた成長して進化する、という動きをプログラミングしました。

 自分のオリジナルの生き物を誕生させ、それがまたまた変身する様子を、工夫してストーリーも考えて操作していました。お互いの画面を見合いっこしながら、楽しくにこにこ顔でした。

 

 4年生は、理科で、「吸収されない場所の水はどこへ行くのだろう」という疑問を解決するための実験を進めています。各グループで、予想をし、その予想を確かめるための実験を考え、結果を観察、記録しながら、自分たちの考えをまとめています。

 1週間で、置いておいたカップの水がこんなに減った、覆いをしたものとしてないものとでも、減った水の量はずいぶん違う、ラップにうっすら水滴がついている、等々、こどもたちはいろいろな変化に気づき、それを水の量、水の重さなどの数値で明確に記録したり、図や写真で変化の様子を残したりしています。

自分たちの「?」の追究を、粘り強く楽しんでいます。

 

 6年生は、修学旅行で「万博」にて情報を集め体験し、気づき感じた学びを、総合的な学習の時間でまとめています。縦割り班の5年生、4年生に向けて、それぞれがプレゼンをする内容の改善や準備をしています。

 4年生、5年生へのプレゼン交流会は、もらった質問や意見、感想等から、自分たちの新たな課題「?」に気づいたり、つなげたりする目的で交流します。その前に、6年生同士で、発表内容についてアドバイスをし合ったり、より分かりやすいプレゼンになるようにと、話し合っていました。来週のプレゼン交流が楽しみです。