中郷News 2025

2025年6月の記事一覧

6月オープンスクールから 

 10日、6月のオープンスクール(授業参観)1日目でした。

 4年生では、「認知症サポーター養成講座」で、認知症について学びました。そして、やさしい気持ちで自分たちができることについて考えました。

 

 2年生は、プログラミングの学習をしました。自分のつくった魚を、自分の海に泳がせるためのプログラムを考え、実際にタブレット上で動かすことができました。スイミーのように、仲間達といっしょに泳ぐ自分のオリジナルの魚の動きに大感激の子ども達でした。

 

 5年生は、海上保安庁の職員の方々を講師に迎え、海の環境を守るための学習をしました。川から流れてきたゴミが、海にどんどんたまっていくこと、それによって、海水の汚染、海洋生物の命が危険にさらされることに気づくことができました。今後、環境をテーマに学習する5年生にとって、「?(なぜだろう)(こうしたらどうだろう」の種がたくさん蒔かれたことでしょう。5月の宿泊体験学習のときにお世話になった海上保安庁の方々との繋がりに感謝して学びを深めていきたいです。

 

6年生 敦賀ムゼウム出前授業

 9日、6年生は敦賀ムゼウムから職員の方を講師に招いて、敦賀「人道の港」について学ぶことができました。

 1920年代のポーランド孤児の受け入れ、1940年代のユダヤ難民の受け入れに、当事の敦賀の先人達が、温かな心で、差別も偏見もなく、難民に親切にしたことについて話を聞きました。杉原千畝氏、野口芳雄氏の偉業について学びながら、人を大切に思う気持ちの尊さにふれました。

 歴史上の出来事を知り、世界の平和を考え、これからの自分たちができること、できそうなことは何か、深く考える場となりました。

 授業後も、職員の方に質問をしたり、人の温かさに感動した思いを伝えたり、自分の「?(なぜだろう)」を大切に次につなげていく子どもたちの姿がありました。

 秋には、実際に敦賀ムゼウムに見学に出かける予定です。「世界」についての自分の「?(なぜだろう)」を深めていってくれることでしょう。

救急法講習会(教職員対象)

 子ども達の夏季学習の楽しみのひとつである水泳学習が今月末から始まります。

 6日の放課後、本校jでも教職員が集まって、子ども達の安全、命を守るための救急法講習会を行いました。敦賀消防署の職員の方を講師に、心肺蘇生法、AEDの使い方、応急処置の仕方を練習しながら学びました。

 

 楽しく安全な水泳学習のために、実際に起こりうるいろいろな場面を想定して臨みました。

 

全校集会から 「デコ活」のすすめ

 6月の全校集会、校長から、環境についてこどもたちといっしょに考える時間をもちました。

 「デコ活」についてです。地球の表面温度がどんどん高くなり、地球温暖化がすすんでいる現在の地球の状態を確認し、自分たちができる「デコ活」について提案しました。

 マイボトル(水筒)、マイ箸(給食のために)持参のこと、ゴミの分別のこと、植物の種をまいたり苗を育てていること等、子ども達が日々の生活の中で実行している「デコ活」を紹介したり、必要でない電気を消すこと、水を出しっぱなしにしないこと、もこれからの季節、気をつけていきたいこととして提案しました。

 総合的な学習の時間に、地域の環境を見つめ、調べ、気づいたことを地域に向けて発信したり、自分達の行動に移すことができたりした6年生の学びのあしあともみんなで振り返りました。

 これは「デコ活」だと気づいたことを、どんどん、日々の生活で実践していきましょう。

 美しく、きれいな、そして住みやすい地球を守っていくために、地球人である私たちひとりひとりができることは、たくさんありますね。