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2024年3月の記事一覧
【中】新入生体験入学
先日小学校を卒業した6年生が、中学校の体験入学にやってきました。中学1年生が中学校生活について詳しく説明し、6年生からはいろいろな質問が出ていました。本校の小学校で過ごしてきた6年生ですが、中学校のことは初めてのことばかりで、教科書や問題集を見せてもらったり、IpadからChromeBookに変わるタブレットを触らせてもらったり、当番活動のことを教えてもらったりして、たくさんの発見や驚きがあったようです。後半は地域のみかん園に出かけて、先輩たちや5年生と一緒に剪定作業に取り組みました。6年生が中学1年生になって入学してくる日を、先生方も先輩方も心待ちにしています。
授業風景
元素についての学習を終えた中学2年生が、「えれめんと」というカードで、元素や素粒子,周期表に親しんでいました。仲間分けや元素の性質など、楽しく覚えることができるようです。小学5年生は、スピーチによる提案をするために準備を進めていました。発表原稿を読み合ったり、話し方を聞き合ったりして、助言や質問をしていました。本番は下級生に向けてスピーチをするようです。体育の授業では、よりたくさんゴールを決めるため、話し合いに力を入れていました。話し合ったことを活かして、確実に相手をマークしてパスを止めたり、パスを回すルートを工夫したりする様子がありました。業間運動では、ミニコーンを使って、瞬発力を上げるトレーニングをしていました。反応する速度も身のこなしも、1年間でずいぶん速くなりました。
授業風景
小学校の体育では、試合形式でポートボールをしていました。話し合って作戦を立て、声をかけあってよく動いています。5年生の書写の授業では、今年度最後ということで、「漢字四文字」という条件で、自分で書きたい言葉を選んでいました。「最高学年」「最上級生」中には「児童会長」と練習している子もいて、進級に向けての意識が高まっているようです。読書タイムでは、よく集中して本を読むようになっています。中学生は、英語の授業で「Lets Read」に取り組んでいました。1年間学習したことを駆使しながら、難しい英語の長文読解に挑戦していました。
授業風景
卒業生が巣立っていき、在校生だけの生活が始まりました。ちょっぴり寂しさを感じながらも、1年のしめくくりに意欲的に取り組む姿がありました。小学校低学年の図工では、切り絵を制作していました。はさみを器用に使って、折り紙に思い思いの形に切り込みを入れて開いてみると、雪の結晶のような形が現れました。体育では卓球に挑戦し、業間運動はボール投げをしていました。ずいぶん長い距離を飛ばせるようになりました。中学生は、国語の授業「正しい言葉は信じられるか」で学んだことを活かして、実際に複数の新聞記事を読み比べて、違いを調べていました。本校では、一般紙2紙と子ども新聞2紙を購読しており、スピーチでは新聞記事からテーマを選ぶなど、身近に新聞に親しむ環境があります。
卒業証書授与式
第77回卒業証書授与式を行いました。一人一人が立派な態度で卒業証書を受け取り、送辞は、在校生の感謝の気持ちがこもった温かいものでした。答辞には、長い生徒で9年の年月を過ごした卒業生の思いが溢れ、最後は卒業生が一列になって「カイト」を合唱しました。美しく力強い合唱に、会場中が大きな感動に包まれました。式後の学活では、保護者やご家族が見守る中、子どもたちと担任の先生が最後の別れを惜しみ、涙あり笑いありの時間になりました。力を合わせて物事を創り上げていく経験を繰り返す中で、一人一人のかけがえのない尊さを知り、仲間の大切さを感じとって、豊かな心を培ってきた卒業生の皆さん。これから進む人生も、今までの経験を力にして、挑戦し続ける人であってほしいと願っています。