中郷News 2024

2024年7月の記事一覧

夏休み前の全校集会から

 4限目、暑さへの配慮から、オンラインで教室のこどもたちとつながって全校集会を持ちました。

 校長からは、37日間の夏休みを、「?」と「!」にあふれたわくわくの夏休みにしてほしいことを伝えました。フランスのパリで開催されるオリンピックやパラリンピックも楽しみです。出場する選手達のがんばりを応援しながら、新しいスポーツを発見したり、今まで知らなかった国の場所や国旗について地図や地球儀、図鑑などで調べてみたりしながら、発見や感動を味わうこともできそうです。また、自分自身の得意なことを伸ばしたり、苦手なことにも挑戦してみたり、新しいことを始めたりする時間もたっぷりあります。たくさんの「!」発見や感動との出会いを楽しんでほしいと願います。

 

 生徒指導担当の教員からは、「火」「水」「金」に気をつけて安全で楽しい夏休みを過ごすことを確認しました。花火をはじめとする「火」の扱い方、河川、海水浴、プール等での安全のための「水」辺での約束、そして、友だち同士のトラブルを防ぐためにも「お金」の使い方について、こどもたちと楽しい夏休みにするために「自分の心のブレーキをかけて」守ることを確かめました。

 

 教頭からは、こどもたちの「交通安全」について、日頃から大切にしているルールやマナー、命を守るための行動について確かめました。自転車に乗るときのルール、道路を横断するときの注意事項について、夏休み中も油断することなく、自分の「危ないかも」という判断を信じてふみとどまる(止まる)こと、考えて行動することの大切さを伝えました。

 

 まずは健康に、安全に、そして心も体も豊かな体験ができる、こどもたちにとって楽しい夏休みになりますよう、夏休み中もご家庭や地域での見守りとご支援をどうぞよろしくお願いいたします。 

 

6年生 税金教室

 6年生が、税務署の方々を講師に招き、税金について学びました。

 私たちが安全に、豊かに生活するために税金が使われていることを、動画を見ながら、お話を聞きながら学びました。みんなが健康に生活できること、安全に守られながら生活できること、平等に教育を受けて学習できること、これらは、国民の税金による恩恵であることを確かめ学びました。

 

 

6年生 水の事故を防ぐ学習

 6年生が着衣水泳をしました。敦賀美方消防組合の方々を講師に、河川、海岸、プール等の水の中で、万が一救助を待たなければならなくなったとき、どのように体を浮かせて待つと良いかについて、実際の練習をしながら学びました。

 来ている服に空気をいれて浮き袋にしたり、履いている靴を脱がずに浮力を使ったり、リュックや通学鞄等もそのまま浮くために使えることを学びました。ペットボトルも浮くための道具として活用できるので、まわりの人が、救急の際の道具として水の中にいる人に渡すこともできる等、知っていると自分や他の人の命を救うことができることをたくさん教えていただきました。

 事故に繋がらないように安全のためのルールを守ることと、万一のときには命を守るための方法を思い出して行動することによって、水辺の事故無く、楽しい夏休みをすごしましょう。

(バディを組んで、着ているもの、身につけているものを上手に使い、身体を長く水に浮かせる練習をしました。)

 

 

6年生 人権について考える

 敦賀市人権擁護委員の方を講師に迎え、「人間らしく生きる権利について考えよう」をテーマに6年生が学習しました。動画を視聴しながら登場人物になってロールプレイをしてみたり、科学的なデータをもとに分かることを話し合ったりしながら、授業が進みました。

 スマホやゲームなどの「使い過ぎ、見過ぎ」により、脳内の化学物質(ホルモン)の分泌影響によって、正しい判断ができなくなってしまったり、思考が止まってしまったりすることも実際の事例から学びました。

 他人の悪口を言うことが、自分の脳を傷つけていくこと、自分の脳へのストレスを増加させていることについても学びました。

 後半では「敦賀市パートナーシップ宣誓制度(2023年11月1日施行)」についても知り、「一人一人のちがいを認めあって、誰にでも思いやりの心を持って接することの大切さ」について学び、これからの自分自身の生き方について考えることができました。

2年生 食育の授業から

 2年生が栄養士の先生といっしょに、「たべもののはたらきを知ろう」というテーマで学習をしました。

 毎日、食事を通して体にはいってくる食材の3つの働きについて動画を見たり、意見を出し合ったりして、学ぶことができました。

 あか(からだをつくる)、き(熱やちからのもとになる)みどり(からだの調子を整える)それぞれをバランスよくとることが、成長するためには大切であることを学びました。

5年生 メディアリテラシー教室から

 5年生のこどもたちが、「つながる NHKメディア・リテラシー教室」に参加しました。これは、北海道石狩市立双葉小学校、愛知県春日井市立藤山台小学校、和歌山県有功東小学校(午前の部)、茨城県つくば市立春日学園義務教育学校(午後の部)、そして中郷小学校の5年生が、オンラインでつながり、お互いの考えや思いを交流するNHKの企画に参加したものです。

 画像情報の効果的な使い方や、情報を発信したり受け取ったりするときに大切にすることについて、ワークショップをしながら4校のこどもたちがつながって意見交換をしました。

 ケーキ屋さんの宣伝をするために16枚の絵から4枚をどのように選ぶか、その思いや理由を話し合う時には、中郷小学校の5年生のアイデアについて他の2校の5年生から、「ここがいいね」と伝えてもらうことができてとても嬉しそうでした。

 送り手の意図や考えや目的によって、取材した情報の中にも、あえて使用しない情報も隠れており、受け手は、そのことも頭に入れて、慎重に情報を受け取り、他の視点でも事実を調べたり考えたりすることが大切だということにも気づくことができたこどもたちでした。

 

 

 

朝の放送から 「敦賀空襲」について

 朝アップタイムの時間に、校長から「敦賀空襲」の話をしました。

 79年前の今日、7月12日に敦賀に空襲があったこと、そして、その後も3回に渡って空襲があったこと、敦賀のまちが火災で焼けたこと、尊いたくさんの命がなくなったことについてこどもたちは静かに話を聞きました。亡くなった方々への哀悼の意をこめて黙祷をし、これからの世界の平和について考える時間となりました。

 

人権学習から

 5年生が、人権について考える学習の取組の中で、「自分も人も傷つけないために、スマホを上手に使おう」というテーマで、市社会教育指導員山本拓先生を講師にむかえ、いっしょに学ぶ時間を持ちました。

 スマホがもたらす身体への悪い影響として、目、首、脳への影響を学びました。目は「眼軸」が長くなることへの視力低下場合によっては失明を招く恐れがあること、首は「ストレートネック」による腰痛や膝痛への誘因、そして、脳は、「前頭前野」が鈍り、正しく判断や行動ができなくなることや依存症について、医学的なデータや科学的な裏付けをもとに、学び考えることができました。

 「睡眠時間」を含め、自分の生活を振り返り、自分をコントロールしていくことが大切であり、その結果として前頭前野で正しい判断ができるようになること、そしてそのことが、自分自身と他人の人権を守ることにつながっていくことに気づくことができました。

 

7月第2週の授業から

1年生の教室からは、国語「おむすびころりん」の明るい音読の声が聞こえてきます。登場人物になりきって、動作をいれたり、気持ちを声色にこめたり、と、こどもたちは読み取った思いをからだいっぱいに音読で表現していました。おむすびを追いかける場面では、おじいさんの「たいへんじゃ」という必死に追いかける様子を読む早さや台詞のいいまわしに表していました。

 

 1年生生活科では、観察カードにあさがおの生長の記録を書きためています。「つぼみたんていになって、かんさつしよう」と、自分がタブレットで撮影したつぼみの写真をもとに、ひとりひとりが記録をしています。大きさ、数、形、色、触った感じ、など、どの視点について記録をするかを自分で選んで、ことば(文)と絵で、丁寧にカードをかいています。気がついたことや、疑問に思ったことを書いている人もいます。自分が育てているあさがおの生長によろこびを感じながら、学習をすすめています。

 1年生の教室横廊下では、図工で制作した作品が時折風に揺れながら涼しさをかもしだしています。

横断「ペコリン」運動

 全校集会で、敦賀警察署交通課の方がこどもたちに、「信号のない横断歩道を渡るとき」安全に横断する方法を教えてくださいました。

 運転手に「自分がわたるんだよ」ということを伝えるために、視線を合わせて、手をあげて、とまってくれたら、「ありがとう」の気持ちをこめて「ぺこりん」と会釈してわたるということです。

 こどもたちには、下敷きをプレゼントしていただきました。

 交通安全マナーのひとつとして、「横断ぺこりん運動」を実践していきましょう。