教育課程研究指定校事業(校種間連携)とは
 文部科学省の機関である国立教育政策研究所は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校などに教育課程(教育の計画)や指導方法等について調査研究をするように依頼します。そして、そこで得られた研究成果などもとに、学校における学習指導の改善を検討したり充実を図ったり、また、教育課程の基準の改善などを考えていきます。
 角鹿中学校区の敦賀北小学校、咸新小学校、赤崎小学校、角鹿中学校の4校は、平成28年度と29年度の2年間、研究指定を受けました。「校種間連携」のあり方について研究していきます。
研究主題
 児童生徒が主体的に学ぶ姿を通して、小・中学校を円滑につなぐ教科指導および指導体制の工夫改善
研究の概要
  角鹿中学校区における「めざす児童・生徒の姿」を策定し、小学校と中学校の教職員がそれを共有しながら、子どもたちが「主体的に学ぶ態度」を明らかにし、それが育つ授業や評価について研究していきます。
ただし、教科は国語、算数・数学、外国語活動・英語の3教科に絞って研究を進めます。
組織図

小中一貫教育と教育課程指定校事業(校種間連携)について
  敦賀市では、平成28年度から小中一貫教育を始めました。

小中一貫教育を進めることは、角鹿中学校で言えば3つの小学校と1つの中学校がそれぞれ独自の教育をするのではなく、9年間を見通した連続した教育となるように連携協力しながら取組を進めていくということです。この取組は教科(授業)だけではなく行事や学校生活全般についても考えていきます。

  角鹿中学校区の4小・中学校では、敦賀市教育委員会の指導のもと小中一貫教育に取り組んでいきますが、3教科(国語、算数・数学、英語活動・英語)については、国立教育政策研究所の研究も併せて進めていくことになります。

 小中一貫教育を進めるためには、「指導支援」「研究開発」「学校運営」3つのグループがそれぞれ取組を計画・実行していきます。

 国立教育政策研究所の研究については、「研究開発グループ」が併せて担当します。

下の図のようなイメージになります。
敦賀市・角鹿中学校区の小中一貫教育と教育課程研究指定校事業の関係