黒河元気ッズ日誌

敦賀市立博物館出前授業

3月2日に、敦賀市立博物館の館長 千葉雅人先生による出前授業がありました。

3限目に、体育館で3年生の昔の道具やくらしについての授業がありました。

アイロンや洗濯機など、いろいろな昔の道具をたくさん間近で見せて頂き、子どもたちはとてもわくわくした様子でお話を聞いていました。江戸時代から現代にかけての洗濯機やアイロンの歴史について、パワーポイントを使って説明していただきました。洗濯板→手回し式となり、電気洗濯機の登場によりどんどん進化してきた様子がよくわかりました。未来の洗濯機はきっとすごい機能がついているねと、みんな想像をふくらませていました。アイロンも、江戸時代には、火のしが使われていましたが、昭和に入り、電気アイロンが登場して以降、さらに便利なスチームアイロンやコードレスアイロンなど、どんどん進化してきたことがわかりました。身の回りの便利な製品の歴史に興味を持った様子で、もっともっと調べてみたいなという声も聞こえました

   

 

4限目に教室で4年生社会の授業がありました。

「①敦賀のまちのうつりかわり」「②敦賀の港の発展の様子」について学習しました。

130年前→90年前→60年前→現在の市の地図を見比べると、敦賀は海の方の港町から始まってだんだんと野坂山の方に発展してきたことがわかりました。次に、江戸時代から現代の敦賀の港のうつりかわりについて学びました。

江戸時代は、北前船で運ばれてきた物資は、敦賀の港を経由して人や馬によって運ばれていたけれど、明治時代になって外国との貿易が始まると、敦賀港に駅が作られ、鉄道が発展してきたことがわかりました。戦後の復興を経てからの現代の敦賀港の写真や資料も見せて頂きました。

詳しい資料をもとに、わかりやすくお話していただき、子どもたちは時々質問をしたり大きくうなずいたりしながら、興味深く聞いていました。授業の最後には、「学校給食の歴史」についてもお話いただき、とても楽しい1時間でした。