黒河元気ッズ日誌

5年障がい者スポーツ体験

 2月16日(金)に5年生は障がい者スポーツの体験を通して,障がいのある方々への理解を深めました。種目はたくさんの競技の中から「ボッチャ」と「フライングディスク」を体験しました。講師は「しあわせ福井スポーツ協会」の方とそれぞれの競技協会の方々でした。

 ボッチャは2つのチームで2色のカラーボール6個をそれぞれ投げ合い,的玉(まとだま)に近いボールを投げたチームに点数が入るという競技です。得点方法はあの「氷上のチェス」と言われるカーリングに似ています。最後の最後にどんでん返しもありうるので最後まで目が離せない競技です。5年生たちもすぐに慣れて,思わず歓声が上がるようなスーパー?ショットを投げていました。

 フライングディスクは大きな輪の中にディスクを投げ入れたら点数になるという競技です。分かりやすくて,けっこう入るのですが,チーム戦では逆に外したらどうしようというプレッシャーがかかり,こちらもはらはらしながら楽しめる競技でした。

 5年生はこれらの競技を楽しむだけでなく,障がい者の立場ではどうなるかについても学びました。ボッチャでは手が不自由な方でも,器具を使って的玉を狙ってボールを転がしたりできるし,フライングディスクは目が不自由な方でも,音を出すホイッスルと介助者のアドバイスをもとに狙いを定めてディスクを投げるという工夫でこれらの競技を楽しめることを体験的に学びました。子どもたちが将来において,こういった競技を通して障がいのある方たちとつながっていけるといいなと思います。