浦っ子日記

2015年3月の記事一覧

寂しいけれど、悲しくはない!!

本日、休校の行事を行いました。地域の方や卒業生など71名の方がお越しくださいました。
式は3部構成でおこない、はじめに卒業生と現在いる子どもたちに西浦小中学校の思い出を語ってもらいました。その後は、最後の西浦太鼓の演奏です。
2部は休校式はで、あいさつの後、校旗を敦賀市教育委員会で預かっていただく移管をおこないました。最後は全員で校歌を歌いました。
3部は、思い出のビデオを見た後、みんなで写真や文集を見て”語る会”をおこないました。うれしいハプニングもあり、とても盛り上がりました。
休校は寂しいことですが、浦っ子がこれからもがんばる決意を話してくれました。また、地域の方や卒業生のみなさんの心の中にも、西浦小中学校での楽しい思い出がたくさんあるので悲しくはありません。会ったらまた学校のことをお話ししましょう。
       
 立石地区の卒業生の方に、お話しです。この頃は、学校の近くに教員の住宅があって、よく教えてもらったとか。  色浜地区の卒業生の方の思い出です。
いかだレースがやはり印象に残っておられるようでした。
  子どもたちの思い出&決意の言葉です。
4月からは、新しいところでもがんばろう
  最後の浦っ子太鼓の演奏です。
息もそろって決まってました。
       
       
 校旗の移管です。旗棒から、5・6年生の子どもたちが校旗を取ってくれました。  校長先生に渡します。  校長先生は、教育長さんに校旗を預けました。  最後は、校歌です。みなさん、思いを胸に歌っておられました。
       
       
 ビデオ放映が終わった後、みなさんは写真や文集「海の子」を見ながら、あの頃の自分に帰って、話にも花が咲いていました。  ここでハプニング!卒業生のみなさんが太鼓を演奏してくれました。久しぶりなのに、息もぴったり、ど迫力で会場からは大きな拍手が沸き起こりました。今の子どもたちとのコラボもありました。  お菓子をつまみ、飲みながら、ニコニコと話してます。校舎を見に行かれたみなさんもいます。久しぶりの校舎はいかがでしたでしょうか?  みなさんに寄せ書きをお願いしました。
たくさん書いていただき、ありがとうございます。
コーティングして、校内に掲示させていただきます。

旅立つ前に

西浦小学校での生活も終わりに近づきました。子どもたちの元気な声も、あと1日で当分の間は聞けなくなります。
今日は、時間をかけて長い間学んだ校舎の大掃除をおこないました。教室内のいらないものや使わなくなったものを処分し、自分の机やロッカーの中も雑巾できれいに拭き、4月にもらった時と同じようにピカピカに仕上げました。また、掲示物なども丁寧にはがし、残すものはきちんと整えられました。(今日は、6年生も来てくれてテキパキと片づけを手伝ってくれました。)

休校式の準備も整いました。会場の後方には、来られた方に見てもらうためのパネルなども設置しました。一人でも多くの方に来ていただければと思います。
明日は”くもり時々雨”の予報で、気温は低く降水確率も50%辺りになっていますが、外れて”晴れ”にならないかなと願っています。(天気予報士さんごめんなさい!)

 
  
 理科室の大掃除です。休校式の練習・会場設営の後、6年生が手伝ってくれていました。  集めたごみを袋に入れるのですが、すぐにいっぱいになってしまいます。
破れないように、ちょっと優しく押しましょう!
  運んで行くのですが、これが結構重たくて‥。(はじめは袋を引きずっていっていました。ナイショです)  隅から隅まで、1年間の感謝の気持ちを込めて拭いてくれています。
       
       
 いつもは拭かないのですが、黒板も絞った雑巾できれいに拭きあげました。  最後の給食です。
今日のメニューは、ハンバーグ、スープ、デコポン、それにご飯、牛乳です。
調理員さん、いつもおいしい給食をありがとうございました。
  外は、晴れてい天気ですが、風は冷たいです。
ランチルームから見る風景は、春の訪れを感じさせる色に変っています。

池の鯉たちにもえさをあげましょう。
温かくなってきたからか、食欲旺盛でした。

タイムカプセルを埋設しました

みんなのいろんな思い出や記念になるものを準備して詰め込んだタイムカプセルを、本日校庭に埋めました。(卒業した6年生も来てくれました)
実はもっと前に埋める予定でしたが、雪の影響や卒業式などがあり今日になってしまいました。タイムカプセルは5・6年生が埋設する校庭の隅まで運んでくれ、掘られた深めの穴の中に設置した後、みんなでスコップを持って土をかけました。
結構深い穴だったので埋めるのも苦労しました。掘る時も大変かもしれません。(穴は、用務員さんがずいぶん前から掘って準備を整えておいてくれました。)
タイムカプセルは、10年後に開封します。
             
 埋められるのを待つタイムカプセル。以前先輩たちが使ったものの再利用です    前回は、立石灯台の中においてありましたが、今回は土の中です。厚手のビニールで何重にもくるんで少しでも水分が入らないようにしました。乾燥剤もたっぷり入っています。    深い穴です。先に行った3・4年生も興味深げに見ています。掘るのは大変だったでしょうね。    そこに穴があれば入ってみたくなるのは子どもです。ちょっと入ってみましたが、地面から出るのは頭だけみたいです。    運んで来てくれました。落とさないようにゆくりと慎重に!
                 
                 
 埋める前は、お約束の記念撮影です。みんなも主役だけれど、今日の主役はタイムカプセルなんだけど‥    2人でそっと置いてくれました。
狭いところでの作業はちょっと大変でした。
   スコップを使って交代で埋め始めましたが、土を入れても入れても、埋まってきません。    そのうちに、みんながスコップを持ちだし、一斉に働きだしました。これで、作業もはかどります。    穴はなくなり、すっかりもとの校庭に戻りました。10年間、しっかりと子どもたちの思い出を預かってください。
                 

雨の日は楽しく縄跳びを

温かい陽気も今週いっぱいだとか。三寒四温のこの時期は仕方がないことではありますが‥‥。
雨降りの今日は、マラソンはできません。そんなときは、全員で大なわとびです。6人にへってしまって運動量はばっちり(?)楽しく真剣に跳んでいました。(引っかかると腕立て伏せ5回が待っています。でも子どもたちは笑顔で簡単に腕立てをこなしていました。)
    
 さて、まずはお約束の準備運動です。足首や筋肉を傷めないよう、よくほぐしましょう。 大縄の最初は、軽く飛ぶことから、順調にみんなクリアしていきます。
  このジャンプだと縄に引っかからないですね。  次は、いつもの勝ち抜きじゃんけん。勝ったら跳び続けてたいへんだけれど、負けたら抜けてまたすぐ入らなくてはならないから、どっちもいい運動になりますね  お次は、足でのじゃんけん。手前の子が勝ちました。運動量もぐんと上がってきます。子どもたちの身体も心もヒートアップ
         
         
 これでどうだ。気合満点のじゃんけんでした。  こちらは、昨日行われた3・4年生の性教育です。”命のつながり”を題材に学習しました。  絵や図、それにみんなの思ったことを出し合いながら、授業は進んでいきます。  お父さんやお母さんには、そのまたお父さんやお母さんがあって‥。これまでそんなに深く考えたことはなかったけれど、自分が生まれるにはたくさんの人が必要だったのですね。  今日学んでみてどうだったかな?
書きたいことがたくさんあり過ぎて、どれからかこうか迷ってるのかな?

今日からは自分で

卒業式明けの今日。朝の登校では、4年生がリーダーとなった集団登校班や、一人だけでも元気に登校する姿が見られました。学校内の授業やいろんな活動には、気持ちを切り替えきっちり臨んでいます。
今日は水曜日で、業間の時間は”自由”だったのですが、子どもたちにお願いしたいことがあって、
少し時間をいただいてしまいました。ごめんなさい!!
昼休みは6人だけになりましたが、いつものように元気に体育館で運動・運動です。
   
 4人でワイワイ話しながら登校してきました。安全のため、周りも気をつけてよ! 6年生がいなくなり一人だけになりました。今日は朝日がまぶしく、うつむき加減の登校です。まぶしいくらい素敵な笑顔で挨拶してくれました。
  いつもと同じように、スクールバスで登校です。明るいあいさつは、聞いている人を元気にしてくれます。  業間の時にお願いしたものです。
3・4年生には、一人1~2文字ずつ書いてもらいました。これ何?
       
   
 5年生には、仕上げで「空いた所をすべて書いて」とお願いしてしましました。
これは、来週火曜日の休校式で使います。

  給食準備も少人数になりましたが、分ける数も減っているし大丈夫か?  国語の授業風景。
新出漢字の意味や書き順の勉強です。
授業もあと少しで終わりになります。
  お待ちかね、昼休みです。
バドミントンブーム再来!!
体いっぱい使って楽しんでいます。

卒業式

春本番を思わせるような陽気の中、卒業式が始まりました。(この日は、敦賀市の全小学校の卒業式です。)
4月と比べて、ぐっと大人びた6年生3人が入ってきます。卒業証書授与の時の動作、作法もしっかり決まっていました。
家族の方や来賓、在校生や先生たちの温かいまなざしに見守られながら、卒業式は無事終わりました。
6人の在校生は、これまでにない卒業式にするために、しっかりと自分の役を果たしてくれました。ありがとう!
      
    
 図書支援員さんからの贈り物です。
空きスペースに作ってくれました。
   卒業証書の授与シーン。背筋もしっかり伸び、しっかり成長して巣立つにふさわしい姿です。TV局から取材に来てくださいました。  もらい終わって、席に着くまで、緊張の糸は途切れません。  しっかり返事をした後、いよいよ壇上へ向かいます。  がんばってくれた在校生です。別れの言葉や歌はこれまでで一番素晴らしかった!!
          
          
 卒業式後の学級の様子は、どの学校にも見られますが、黒板には在校生からの贈り物の言葉です。   お父さんやお母さんに見守られながら、先生から一言。(この後、1年生からの写真のスライドショーもあったようで、盛り上がったとか)  小規模校だからこそできる記念撮影です。
一生の思い出としてください。
  それぞれの卒業生家族と担任とで撮影しました。  「男の子は、もうすぐお母さんとくっつくのは嫌がる年になるぞ~。」という周りからの言葉もありました。そういえば、今年の卒業生はすべて男子です。
          
          
 最後には、全員が入っての記念撮影となりました。   暖かな日差しとがっこうのみんなに見送られ、卒業生たちが巣立っていきます。  最後は、やはり担任との握手です。  みんなからお花などたくさんもらって、両手はいっぱいです。お祝いの気持ちもたくさんもらいました。  学校の向こうにある水島は、いつもと変わらずみんなを見守っていますよ。

最後の授業

明日の卒業式を控え、3限目には最後の卒業式練習を行いました。4限目は、6年生にとって西浦小学校での最後の授業になります。
(5限目からは卒業式準備となります。ふつうは、卒業生は帰るのですが、何せ少ない人数なので、頼りがいのある6年生には少しだけ準備を手伝ってもらいます。)
最後の授業は何だったのでしょうか?少しお邪魔すると、学級活動でした。中学校生活のための指導かな?それとも明日の卒業式の心構えなど‥と思いきや、養護教諭とTTで性教育でした。
子どもたちは、授業で「生命の誕生」について学びながら、自分がお母さんのおなかの中にいる時のお母さんの気持ちや生まれた時のお家の人が思ったことなど、事前にインタビューしてきたことを交換しながら、自分なりに深く考えていました。
最後の授業にふさわしい、よい授業になりました。
       
 赤ちゃんが育つまでの様子です。これはよく見る図ですね。子どもたちも知っているかもしれません。  家族がどんなことを話してくれたのか、人のことながら、みんな興味深々です。  時々先生からの質問もとびます。迷うことも‥‥。
  家族がその時感じたこと読みながら、改めて自分への思いの深さに気づいたようです。
       
       
 養護の先生からは、時々goodな声かけがあります。  友だちが聞いてきたことを聞きながら、親や家族の思いは、どこも似ていると感じていたかもしれません。みんなが生まれてきて”うれしい”の一言です。  詩も使って”命”について考えました。
相田みつを さんの詩です。
  こちらがその詩です。ちょっと見づらいので、ぜひ本を買って読んでみてください。

探検隊が行く!?

現在、常宮地区から西浦地区へは、急な山道を登り、海沿いの曲がりくねった道を通り、急カーブがある坂を下って入ります。でも、あと少しでトンネルが開通して、すごく楽になります。トンネルの名前は、鷲崎トンネルでその銘盤には子どもたちの文字が使われています。
今日、見学に行ったのは、そこではなく、実は敦賀半島を周回できるようにするために掘られている"浦底トンネル”です。(防災時の道路を複数確保する目的でつくられます)
一般の人もほとんど見たことのないトンネル工事現場を見学した浦っ子は、どんなことを見てきたのでしょう。
 
     
バスに乗り現場に到着です。
まずは安全のため、ヘルメットをかぶります。
 係の方から、トンネル工事について説明を受けました。 浦底から白木までトンネルが掘られます。
 さて、いよいよ探検開始。トンネル入り口にある二重の扉をくぐって、トンネル内へ
  周りは、見たことのない景色。いろんなものが置いてありました。 さらに奥へと進みます。右手には、土や岩を運び出すベルトコンベアーも見えます。
上からは雨水がポチャリと落ちてきます。
         
         
 クラッシャーという機械です。砕かれた土砂をベルトコンベアー用の台車に載せていきます。  人の大きさと比べてください。
先端のハサミで、大きな岩などを処理するようです。
  ここが一番の奥。
正面には、壁というか掘られていない土が見えます。ここは山の中(土の中)ということを改めて意識しました。
  見学が終わり外へ出ました。
トンネル内は風もなく、思った以上に温かく感じました。
  最後はみんなで記念撮影です。
常宮小の友だちも一緒でした。
   
      
トンネルは、1日4mほど掘り進められるとのことでした。予定されるトンネルは、幅9m高さ6mで長さはなんと4000m弱です。ということは、貫通するのに約1000日もかかるのですね。
現在は、入り口から200mのところで工事をしていました。トンネルの先端では、ダイナマイトを使って爆破して掘り進めているそうです。
ついて行った教員も初めて見る光景に、興味深々でした。

どこかにあるらしい

5・6年生の図工の様子ですが、何やら変わった絵を描いています。聞いてみると、絵の中に自分の名前をまぎれ込ませておくことが条件だとか。そんなことできるのかな?
インターネットを使って、調べてみると、”文字絵”といわれるものであり、葛飾北斎も描いたとか‥。難しそうだけど、面白そうです。芸術家の誕生につながるかも!?
   
 下絵が終わったようで、これから彩色を始めます。下絵には動物も描かれていましたが、どんな作品ができるのか楽しみです。  家の中に文字が隠されているようですね。今はまだ輪郭ですが、壁などが塗られたら、よく見ないと見つからないかも‥。  これも芸術?
今朝の校庭の様子です。昨日の帰りに、ちょっと寄り道で楽しんだ様子でした。
  昼過ぎの校庭です。
芸術ははかないもの。ほんの僅かに残っているのを見るのも、いろいろ想像がわいてきていいのかもしれません。

タイムカプセル

本日、タイムカプセルの埋設をする予定でしたが積雪がありましたので、埋めるのはしばらく後になりそうです。6限目は、これまで浦っ子たちが集めたものを袋に詰めて、カプセルの中に入れるところまで行いました。みんないろんなものを集めてきたけれど、開けた時にはどれが誰のものか覚えているかな?
 作業する前の14時46分には、4年前に発生した東日本大震災で犠牲になった方を悼み、全員で黙とうを行いました。
     
       
 気温が低く、雪が解けません。3月中旬というのに。手前の桜のつぼみも係留してある船も寒そうです。   東北地方の方向を向いて、1分間の黙とうをしました。   さて、いよいよ作業開始です。まず、小物をまとめた袋に何が入っているかを書いておかないと‥。   特に大切なものは、アルミの袋に入れ、机上に見える丸いステンレス容器に入れます。   容器はそう大きくはありません。何を、どんなふうに入れたらうまく入るか考え中です。
              
              
 容器の大きさを見ながら、どれを入れようか迷っています。でも、将来の自分にあてた手紙は大切だから、それは入れましょう!!   二つに折るといいかな?
ん~。大丈夫だと思うけど‥
いろいろやり取りしながら、作業は進みます。
   アルミのふくろに脱酸素剤を入れて、高温のアイロンで密着させます。5・6年生は家庭科でアイロン実習もしましたから、お手のものです。たのもしい!!   できたものをステンレス容器に入れていきます。子どもたちだけではちょっと大変なので、先生もお手伝いです。   何とかうまく入りました。
これからは、周りのボルトを締めていきます。3・4年生もできるので、手伝いました。
 
              
              
 今度は、外側に入れる物の準備です。カビや酸化を防ぐために、できるだけ空気を抜いてビニールの袋に入れ、ガムテープを張って密閉していきます。   袋の外側には、念のため名前も書きましょう。   ステンレスのカプセルを入れ、その周囲に大きなものをビニールの袋に密封して入れ、赤いタイムカプセルを閉めていきます   周りのねじを締めて完成です。
赤のカプセルはリサイクルです。
平成23年に立石灯台で開封したもののを再利用しました。
   開封は、10年後の夏です。それまで、預かってください。
(雪が消えたら、浦っ子みんなで埋めます)