令和4年粟野小

令和4年度 粟野小の日誌

伝統芸能「能楽」を楽しむ

文化芸術による子供の育成事業の巡回公演ということで、

公益財団法人 山本能楽堂さんによる「狂言」と「能」を3~6年で鑑賞しました。

 

左は、狂言「柿山伏」の舞台。修行を終えて故郷に帰る途中、

柿の木に上り、柿を盗み食いした山伏と柿の木の持ち主の掛け合いが

ユーモラスに演じられ、何度も大きな笑いがわき起こりました。

右は、能楽隊の演奏の様子。

「みなさんのよく知っている五人囃子ですよ」

「楽器は一番古いもので350年前のもので、今後も大切に使い続けます」

説明を聞いて、「えーっ」という驚きの声が上がりました。

 

左は、能「羽衣」の舞台。漁師が、松の枝にかかる美しい羽衣を見つけますが、

それは天女のもの。「それがないと天に帰れない」と悲しむ姿に心動かされ、

衣を返します。そのお礼に天女の舞を見せてもらっている場面です。

右は、質問タイムの様子です。6年生の子は、

「柿山伏で木から落ちたけど痛くなかったですか?」

「教科書で柿山伏を習ったけど、今日はぼくたちに分かりやすい

セリフになっていて分かりやすかったです」

としっかり質問や感想を発表していました。

 

タイムスリップしたような美しい舞台、迫力ある和楽器の美しい調べ、

とても幸せなすばらしいひと時でした。

 

 

 

 

0