日誌 (令和2年)

つかまえた!見つけた!

学校開放の子どもたち、
よい天気に誘われて、今日も竹やぶや遊歩道へと足をのばします。

「見つけた!ダンゴムシ!」 けっこうな大物です。


先日も見つけた「白いボボボボ」(木の枝や草の茎の一部が泡だらけになっているもの)があちらにも、こちらにも。
ちょっと泡の中をのぞいてみると・・・。

出てきました、出てきました、泡の中から小さな虫たちが。
調べてみると、その虫はセミの仲間の「アフワフキムシ」の幼虫だと分かりました。
白い泡のかたまりは「アフワフキムシ」の巣。
泡の正体は「アフワフキムシ」の排泄物(オシッコ)。
泡の中の空気が断熱材の働きをするので、外気の変化から身を守ることができるそうです。また、アリなどがこの泡の巣に入ってしまうと、泡でおぼれて呼吸できずに死んでしまうんだそうです。

「え~、オシッコの中にすんでいるの-?」と大さわぎになりましたが、 自分の出すオシッコに少し手を加え、再利用して巣にしてしまうなんて、アワフキムシの幼虫はすごいですね。