浦っ子日記

線香の煙はどうなる?

4年生の理科では、空気の動きの学習をしていました。
氷のたくさん入った袋の下で、線香の煙はどんな動きをするのでしょうか?
読んでくださっているみなさんも、ぜひ一緒に考えてみましょう。
       
 まずは準備です。氷が入った袋の口を縛って、スタンドに挟みます。  なかなかうまく挟めないよ。
そんならちょっと手伝ってよ~。なんて言って準備しているかどうかは分かりません。
  さて、準備も終わって、線香に火をつけなければ‥。その下準備として、アルコールランプに火をつけます。マッチをする緊張の一瞬です。  実験前に予想を立てました。この浦っ子は、線香の煙はまっすぐ上がって、上に行くのではと考えました。




   
       
 こちらは、煙は袋を避けてしまうのではないかと予想しています。  みんなの予想を黒板にまとめてあります。いろんな予想が出てきました。人の予想を見てどう思うだろう?自分の考えをもう一度見直すことも大切です。  実は理科室では、暖房のためファンヒーターが回っています。微妙に風が来て、なかなか線香の煙が安定しません。  何回か試した後、浦っ子はみんなでもう一度やってみようと思ったらしく、集まってきてまた実験を始めました。

スタンドにつるした氷の袋の周りには冷たい空気の層が形成されますから、真っすぐ下から来た線香の煙はその層に遮られ、また、温かさも少し奪われて少し下に降りていくはずです。
さて、浦っ子たちはうまく実験ができたでしょうか。