浦っ子日記

時代は変わっても

4年生の算数は、そろばんです。
今日では、電卓やコンピュータ、携帯やスマホにある電卓機能などの発達により、仕事場でもそろばんでぱちぱちとする風景は見られなくなってきました。
しかし、新聞紙上に掲載されたそろばん検定の記事を見て、級や段に合格するには日々の練習がすごいんだろうな、がんばってるなと感じることも多いです。

今、学校でのそろばんの授業時間は少ないものです。
日本では、全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省が、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を決めています。これを「学習指導要領」といいますが、学校ではそれに基づいて教育計画を立てています。
1年間の算数で指導しなければならない内容と授業できる時間数を考えると、どうしてもそろばんの学習だけにたくさんの時間を取ることができません。

子どもがそろばんにたいへん興味を示すなら、学校以外でそろばんに触れる機会を考えてみることも、個性を伸ばすという観点から一つの手段になるのではと思います。
そろばんは、記憶力や情報処理能力を高めることができるともいわれています。子どもと一緒に親もそろばんを練習するのもいいかもしれません。(でも、もう忘れていますね?)

            
 3年生では、簡単なたし算とひき算は学んでいます。4年生では、小数のたし算、ひ引き算です。       これまで学習してきた大きな数同士の計算についても、そろばんで入れてみて確かめました。       支援員の先生にも手伝っていただき、練習しています。